大型連休は後半の方が好天でしたが、本日もまだそれが続いてる感じのやんばるです。
風は北寄りでギリ夏日にはなりませんでしたが、過ごしやすい一日でした。
この過ごしやすさも明日までのようで、週の後半はムシムシとした夏日になりそう。
それはそれで心地よいような気もしますけど…。
風は北東。晴れのち曇。
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2009年に公開された映画『天使と悪魔』は、2006年公開のヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編、というかロバート・ラングドン教授シリーズの第2弾ですね。宗教象徴学者で直感象記憶という能力を持つラングドン教授が活躍するミステリースリラー映画です。
因みに、原作小説のほうでは第一作が『天使と悪魔』で、第二作目が『ダ・ヴィンチ・コード』なんですが、『ダ・ヴィンチ・コード』のほうが先に映画化されてしまいましたので、映画と小説では時系列が逆になっていたりします。
それはともかく『天使と悪魔』は、バチカン市国を舞台にバチカン警察に内密に調査を依頼されて、ラングドン教授が事件に深く関わっていくという感じの物語。
この映画の中では、英国人俳優のユアン・マクレガーが重要な役どころを演じています。ユアン・マクレガーといえば『トレインスポッティング』や『スターウォーズ』の若きオビ=ワン・ケノービ役で有名な俳優さんですね。
彼が演じたのは『パトリック・マッケンナ』という人物で、カトリック教会の『カメルレンゴ』という役職の人物です。
カメルレンゴ(Camerlemgo)とは、ローマ教皇の秘書長であり、教皇の死去に立ち会い、その死後教皇代理となる役職なのだそう。これを英語で表現すると Lord Chamberlain となるのだそうで、これは日本語で侍従長にあたるのだとか。
Chamberlain(チェンバレン)だけだと宮廷の侍従を意味し、収入役あるいは出納係のことも意味し、地名にもあり英国圏の姓でもあるのだとか。多彩な言葉なのですね。
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さて…
〈フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ亜科クロスジリュウグウウミウシ属セグロリュウグウウミウシ Nembrotha chamberlaini 19年3月12日 沖縄島安和〉
chamberlain の末尾に i がくっついた学名種小名。
つまりこの学名は献名ですね。『チェンバレン氏の』という感じの意。
『宮廷の侍従』の方が由来的には面白いのですが…、まあ、そう都合良くはいきませんね…。