一日を通して雨交じりだった本日のやんばるです。
朝と夕にはかなりの強雨になりました。
梅雨の末期特有の降り方になってますので、そろそろ梅雨明けが近いのかもしれません。
といっても明日も強雨になりそうな予報。
この先一週間も雨アイコンが目立っている予報になってますけど…。
風は南東のち南西。雨ときどき曇、一時強雨。
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小説家夏目漱石が高等師範学校の英語教師をしていたときのこと…
ある生徒が『I love you』の一文を『我君を愛す』と訳したのをみて、「日本人はそんなことは言わないでしょう。月が綺麗ですね、とでもするのが良いでしょう」と教えたのだとか。
さすが文豪、愛の伝え方も粋だなぁ…とか思えたりしますが、この逸話、実は漱石がそんなことを言ったという文献はどこにもなく、今風に言えばフェイク情報なのだそう。
もっともこの逸話の本質は、「月が綺麗ですね」という言い回しで日本人同士ならば「愛しています」という気持ちが伝わるというところで、直接的に表現しない日本人の気持ちの伝え方はやっぱり粋だなぁ…と思えたり。
一方、同時代の小説家二葉亭四迷は、ロシアの文豪イワン・ツルゲーネフの『片恋』という作品を和訳したとき、ロシア語で『I love you』に当たる言葉を『死んでもいい』と訳したのだとか。
これも厳密には『I love you』という言葉を訳したわけではないのだそうで、本当は『Yours(あなたのもの)』という意味の言葉だったのだとか。
これは作品中で、男性に愛を打ち明けられた女性が返事として言った言葉だそうで、だから意味合いとしては『I love you』に近いもの。
つまり二葉亭四迷の方はそういう想いを、実際に『死んでもいい』と表現したというわけですね。
何にしても、いろいろな愛しているの表現があるようで…。
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というわけで、ヘビギンポたちの『I love you』は…
〈ヘビギンポ科クロマスク属テングヘビギンポ Helcogramma rhinoceros 19年4月15日 沖縄島安和〉
〈ヘビギンポ科カスリヘビギンポ属カスリヘビギンポ Ucla xenogrammus 19年5月6日 沖縄島安和〉
〈ヘビギンポ科クロマスク属ベニモンヘビギンポ Helcogramma ishigakiensis 19年5月13日 沖縄島安和〉
〈ヘビギンポ科クロマスク属タテジマヘビギンポ Helcogramma striatum 19年5月21日 沖縄島安和グスク〉
〈ヘビギンポ科クロマスク属クロマスク Helcogramma fuscipectoris 19年6月1日 沖縄島安和〉
水温が上がり出す直前くらいから、ヘビギンポたちは『I love you』を全身の色彩で伝え始めます。
『月が綺麗ですね』という感じよりは、『死んでもいい』というくらい強い感じの伝え方かな…。