Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

きっかけは十代女子たち(マイチョコウミウシ)

2020-04-14 13:33:09 | ウミウシ

この前の日曜日から、寒の戻りというか春の嵐というかで北寄りの風が強まったやんばるです。

今日になって風は落ち着きましたが、海にはまだ少なからず影響が残っています。

ただ陽光はたっぷりで、寒さはいくぶん和らぎました。

明日以降は風も南に回り、週の後半には夏日になりそうな予報です。

風は北。晴れ。

■■

本日4月14日は『オレンジデー』なのだとか。

これは2月14日の『バレンタインデー』、3月14日の『ホワイトデー』に続く第3の愛の記念日として2009年に日本記念日協会に登録された日なのだそう。

十年以上前ですけど、全然知りませんでした。というか、日本記念日協会なる組織があることも知りませんでしたけど…。

一般的に日本では、『バレンタインデー』が女性が男性に愛を伝える日、『ホワイトデー』は男性が女性に愛を伝える日というふうに認識されていますが、『オレンジデー』は男女で愛を確かめ合う日として提案されているのだとか。すなわちオレンジもしくはオレンジ色の贈り物を持って相手の家を訪問し、交流を深めましょう的なことなのだそうです。

どうして愛を確かめ合う日が『オレンジ』なのかというと、オレンジの花言葉が『純粋』や『花嫁の喜び』などであること、オレンジの花が結婚式での花嫁の髪飾りやブーケの定番であること、またヨーロッパのある地域では男性がオレンジを持ってプロポーズをしていたという風習もあったようで、これらのことから『オレンジ=愛のシンボル』という意味が込められているのだとか。

もっとも、この記念日を発案したのは柑橘類生産農家で、制定したのはJA全農えひめなのだそうですが…。

まあ2月14日のバレンタインデーも、女性が男性にチョコを送るのは日本と韓国だけだそうですしね。

このバレンタインデーにチョコというのは、1936年に神戸のモロゾフ製菓が考案したという説が有力なのだとか。

その後1960年代にお菓子業界が大々的にキャンペーンをしたのだそう。ところがそのときには売り上げが伸びず「日本ではバレンタインデーは定着しないのでは」と言われるほどだったのだそう。

しかしながら1970年代に入ると当時の十代女子の間でバレンタインデーにチョコレートを渡すことが大ブームになり、『バレンタインデーにチョコ』が全国的に定着したのだそうです。

十代女子のトレンド発信力は昔から強かったようですね。

一昔前はバレンタインのチョコと言えば『本命チョコ』と『義理チョコ』だけでしたけど、最近は多様化しているのだとか。

同性同士で贈り合う『友チョコ』、男性から女性に送る『逆チョコ』、家族に送る『ファミチョコ』なるものまであるのだそう。

自分で自分の為に買う『マイチョコ』なんかは、もう定番化している感じですしね…。

■■

さて…

〈ツヅレウミウシ科ツルガウミウシ属マイチョコウミウシ Paradoris sp. 20年2月19日 沖縄島安和グスク〉

『ホワイトチョコにブラックチップチョコをぴっぴっと垂らしたものを想定した。ヘタだけど心のこもったバレンタインデーの贈り物、わたしの作ったチョコ』

という意味の和名なのだそう。

手作りチョコなのですね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする