*ウサギのお部屋*

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ミープ・ヒース「思い出のアンネ・フランク」

2008年07月28日 | 
思い出のアンネ・フランク
ミープ ヒース
文藝春秋

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ミープ・ヒース
アリスン・レスリン・ゴールド(共著)
1987年

「隠れ家」へ2年余りの間、食料その他を運び、物質的にも精神的にも支えになった人物。
彼らが連行された後に、危険をおかして隠れ家に入り、アンネの日記の原稿を助け出した人物。

その彼女が、長い沈黙をやぶって語った、アンネの、隠れ家の、自分の、オランダの、戦争の話。

普通に、その時代に生きた、若い女性の話、としても読める。
そこにアンネがいるのは付加価値で。
誰でもいい、名もなき人の、あの時代の話なら、何でもいい、読んでみたいって思う。

どうして今まで読んでなかったんだろうな。
食わず嫌いはやめよう♪

戦争って、
侵略されるんでも、する方でも
解放されても、敗北しても、
誰にとってもちっともいいことがない。
ただ、みじめになっていくだけなんだね。

それにしても、ドイツ軍による、ユダヤ人の締め上げ方、少しずつ生きにくくするやり方は卑劣。
今の日本の政治みたい。