*ウサギのお部屋*

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最新日記は数日後に非公開にします。

長尾和宏「薬のやめどき」

2021年08月20日 | 
 
2016
子供の散髪に行く近所の髪切り屋さんに置いてあり、気になってた(笑)
長尾先生、最近地上波に出て、567を2類から5類にするべきと提案して、各方面から攻撃されている方。タイムリーでした。
正しいことを言う人が攻撃されるなら、私はおかしな人と思われていいよ。

著者、長尾先生は、在宅医療もやっているクリニックの先生。
病院だけで診ると、病気しか見ないが、在宅医療は人間を診る、生活を診る。

医療には、始まりはあるが、終わりはない。
それは、アクセルしかない車のようなもの。
誰も、薬のやめどきを考えたこともなかった。
ここで考えていきましょう。
という趣旨の本です。
すっかりなくすのではなく、たくさんある人は少しずつ減らしていきましょう。みたいな感じだね。

最初は、血圧下げる薬とか、そういうのだったから、あまり関係ないかなーと思ってたけど、だんだん核心に迫ってきた。

3種類以上の薬を飲み合わせた際に、どのような作用があるかの研究はいまだにない。
なのに、日々、何種類もの薬を実際に現実に飲んでいる人たちがいる。
本当に無責任だよなあ。

薬には必ず副作用がある。
いろんな薬の副作用で認知症のような症状になることが分かっている。
なのに、その症状を抑えるために、また認知症の薬を追加・・とか。くるってる。
つまり、本当は認知症じゃないのに、薬の副作用でそうなっているのに、認知症とされてしまう人がかなりの数いるってこと。

認知症の薬は、必ず増量しなければならないという決まりがある。
何これ?
少量でいい感じだったのが、増量規定で増量すると、副作用か本作用か分からないけど、狂暴になることがある。
何これ?
誰も得しない。
得するのは増量された製薬会社か。
日本だけ。
日本だけに適用されるおかしな決まりは反日が決めたに決まってるんだから、正しく直ってほしい。

長尾先生みたいなお医者さんが増えてくれたらいいな。


竹内久美子「悪のいきもの図鑑」

2021年08月20日 | 
 
2020
フォローはしていないがツイッターで見かける方の本を読んでみようの巻。
著者は動物行動学研究家だそうです。
567関係で発信されていたかと思うので、ちょっと意外な感じがした。
おもしろかった。
意外と社会的だったり、人間的な動物もいて興味深いね。
性的なあれもあるけど、子供が見てもおもしろいのかもね?
と思って渡したが、あまり見てくれなかった(笑)