Der Tod in Venedig
著者のほかの作品は読んだことない。映画も観たことない。
表紙を見て、何このフリージアの少年は(ロビンの若い頃)って思って手に取って借りた。ちょっと移動することがあったのでちょうどよい。薄くて持ち運びやすい。
これは映画の子みたいですね。ビョルン・アンドレセンさん。
つい、手に取った本。読み終われるかな? 薄いけど内容がたくさんありそう。難解な文章でなかなか読み進められない。
主人公のアシェンバハ(アッシェンバッハ)、解説に「初老の作家」とある。
で、冒頭を読むと、50歳の誕生日がどうのこうのよ。
えっ50歳って初老なんですか??(笑)もうそこからww
私、初老だった。。もう女の子じゃない。。知ってたけど。。
旅行先のヴェネツィアで出会った少年が美しくて、ストーカーになる話。
そのうち流行り病が町を襲って、少年の一家が国に帰るときに主人公は死んでしまう。もうタイトルに死があるから最初から悲劇と分かってる話ですよね。
主人公の年齢や死んだことなどを除けば、著者夫婦が実際に行った、経験したことがベースになっているらしい。
美少年も実際にいて、奥さんの話によると、夫はその少年に恋をしたのではないかみたいな。
魂と肉体についてとか、
「愛する者は愛される者より神に近い」とか、
いい言葉もある。
余談なのか、ほんとにそこから来てるかは知らない。
パナマ帽、美少年、ときたから、明菜ちゃん「サザン・ウインド」を思い出しました(笑)