(2017)
読んだ。
DSがどうのっていう内容ではない(笑)これを踏まえて、先の話として日本DSみたいな知識があるともっと深まるかとは思う。
が、割とフラットな視点で書いてあるかなって思う。
ベースにあるのが、「水戸学」という、黄門様でおなじみの水戸光圀が始めた学問? 考え方?
水戸・・・茨城県だね。。
「大日本史」の編纂を通じて、形成されていった学問だって。
権威(天皇)と権力(幕府・今は政府)が分かれている国は日本だけ。
ってのとも通ずるかな。
絶対権力者を否定することで、「万民平等の思想」となる。
この考え方が、維新後の議会制度へとつながっていくのである。
で、その水戸藩から出てきたのが最後の将軍慶喜だった。というわけ。
かなり有能な方だったらしい?
でも、歴史に埋もれてしまった。維新後は冷遇されていた。
でも、五箇条の御誓文の原型が、大政奉還上表文だったんだって。
幕末の話は難しいね。
誰寄りの話かによってがらっと印象が変わってしまう。
幕府側、天皇側。開国側、鎖国側。
それにしても、よく、国土を守ってこられたな、ご先祖の皆さん。とは思うね。よく、欧米列強に侵略されなかったよね。すごくすごいことですよ。
五代さんも一瞬出てきたね。
きっと、現実はあの映画みたいなキラキラした話じゃないな。。
グラバーさんだって、条約違反を平気でして武器を売って儲けようってひどい奴だったわけだし。
坂本龍馬も、日本人に武器を売りまくり、日本人同士で殺し合うように仕向けて儲けようっていうひどい奴だったわけだし。
西郷隆盛はテロリストで、しかも、自分で手を下さないで人にやらせておいて、バレたらそいつが勝手にやったとか言って処刑したひどい奴だったわけだし。
あと、この時期に「いじめ」の語源となった出来事があったとのこと。
ん-、やっぱり、この時期に、何か乗っ取られたものはあったのだろうなと想像する。