仕事ではボロ雑巾のように働き、疲れ果て、そして家路につく。精一杯、日々生きている。
風呂に入るのも面倒くさく、明日の朝入ろうと思う。すぐにでも眠りたい。
でも、そんな風に「仕事で疲れたイメージ」の中で眠りにつくと、夢の中でも「仕事に追い回されるイメージ」でうなされそうだと思う。だから本を読む。眠い目をこすりつつ、本を読む。一行でもいいから、読む。
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翌朝の目覚め。
本のシオリは先に . . . 本文を読む
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人と話すことで、自分の考えはまとまってくることがある。
流水に小舟を浮かばせるように、脳内のフローに想念を流す。それは単なる移りゆく考えごとになる。
形を与えられずに流れたものは地下へと沈澱してゆく。それも過去の考えごとになる。
言語というひとつの論理体系がある。コードのようなものだ。
日本語という言語体系を利用して、その沈殿していこうとする流動物を日本語というひとつのコードに従って束 . . . 本文を読む