
またしても脈絡のないことを書き連ねます。
(1)
元NHK住吉アナのブログ、『すみきちブログ』。
定期的に見ているブログは片手で数えるほどですが、住吉さんのはかなり昔から見てます。
NHKを退職されて何をされるのかなぁと楽しみにしてましたが、カナダの山の中にある<ヨガ・アシュラム>というところに、一ヶ月間も本格的にヨガの修行に行かれている!
7月8日のブログには、
『今回勉強している内容は、思ったよりもずっと”マジ修行”な感じだ。
自己探求とかそんな軽いものではなく、もっと、哲学的な、
ある意味、大学院のような、それでいて、もっと実践的な内容で。
自己(エゴ)の存在とかソウルとか、どっぷり難しいコンセプトもたくさん。
もう10年ほどヨガを勉強してきたけれど、
今、あらためて、ヨガの奥深さを実感している。
生半可な気持ちでは勉強できないような大海が、目の前に広がっている。』
と書いてあった。
いやはや、こんなに本格的にヨガをされているとは。その真面目な姿勢に頭が下がります。
住吉さんはアーユルヴェーダ(古代インド医学)も本格的に勉強されてます。
ちなみに、自分もちょこちょこ独学で勉強してたりしますが、励みにしながらブログを読んでたりします。
アーユルヴェーダで好きなとこは、医学という範疇よりも、生活の知恵とか、生命科学(Life Science)とか、哲学の概念が混合しているのですね。
自分は、22世紀は『生命(いのち、Life)』の時代になると勝手に思っているので、そういう生命科学(Life Science)が全面に出てくるアーユルヴェーダには強い共感を覚えます。
西洋医学もいろんないいことをしてますが、万能ではないのは間違いないので。
とは言っても、アーユルヴェーダだけではなくて、西洋医学をメインの仕事にしながら、ほとんど趣味の領域でそれ以外の医学や医療も広く浅く勉強しているんです。
「代替医療」と一括で称されているものには広大な世界があります。
アーユルヴェーダ (インド)、アプライドキネシオロジー、アロマテラピー、按摩、オーラセラピー、オステオパシー、音楽療法、温泉療法、カイロプラクティック、漢方医学、気功、灸、催眠療法、指圧、スピリチュアルヒーリング、前世療法、鍼灸、整体、チベット医学、中医学、東洋医学、ハーブ療法、鍼、ホメオパシー、マクロビオティック、薬膳、ヨーガ、リフレクソロジー、レイキ・・・・もっといっぱいあると思う。
西洋医学を勉強するだけでも一生かかる。どんだけ勉強してもしつくせない。
それは、西洋医学以外の代替医療でも同じだと思うんです。
だからこそ、どんなものでも長い時間をかけてコツコツと気合いれて勉強しないといけないんですよね。
人生は短いようで長い。長いようで短い。
だから、時間をかけて少しずつ、学問に偏見なく勉強したいものです。
深く知れば知るほどどんどん面白くなる。深く掘れば掘るほど深い場所でつながっていく。どんなものでも共通だと思います。
20世紀、21世紀の時代は経済やお金が中心の世界でした。そこは否めません。
ただ、僕らの世代では、きっと『生命(いのち、Life)』というものを中心に考える時代になるんじゃないかと勝手に思cつてます。
そうなると、西洋医学一辺倒ではなく、その他の代替医学との共生になっていくのでしょう。互いが互いを尊重して。
どんなジャンルでもピンからキリまであります。西洋医学でもそう。ほんものもいるし、にせものもいる。代替医療でもそうでしょう。
そんな表層に惑わされないよう、それぞれの世界観が追求する場所を素直に真摯に学びたいものです。
それこそ、石田梅岩の「心学」の姿勢が大事だと思う。
(⇒『一条真也「世界をつくった八大聖人」』(2011-07-12))
「よりよく生きる!」ために、なんでも偏見なく学びましょう。そして、自分の「心」を磨きましょう。という考えかと拡大解釈してます。
すべては、自分を知り、自分の「心」を磨くためですから。
それにしても、住吉さんはただのタレントじゃないなー。すごい。
(2)
PHP文庫。
みなさん御存じですよね?
PHPが、「Peace and Happiness through Prosperity」(繁栄によって平和と幸福を)の略で、創設者松下幸之助の言葉(=物心ともに豊かな真の繁栄を実現していくことによって、人々の上に真の平和と幸福をもたらそう)だということをつい先週知りました。
ビジネス世界の皆さんには常識でしたか?すみません。いまさら知ることが多いです。
===============
<松下幸之助 社会への提言>
いかに企業が努力を重ねても、社会が良くならなければ、その社会で活動する企業の成長、発展はありえない。
ましてや世と人の繁栄、平和、幸福など望みようもない。日本の敗戦を通じ、身をもってそのことを痛感した。
松下幸之助は、刻々と混迷の様相を深めつつある世界と日本の状況に対し、やむにやまれぬ思いから、たえず警鐘を鳴らし、提言を発表しつづけました。
(PHP研究所のHPより)
===============
最近、往診をしているかなり具合の悪い患者さんがいる。
とても本好きな方で、よく本の話をする。
本の話をすると元気になったように見える。
そのときの読書体験を思い出すことで、その人の深い場所にある生命エネルギーのおうなものが動き出すのかもしれない。
「先生、ビジネス本とか読まないでしょ。これはいい本だよ」と渡された。
松下幸之助『道をひらく』PHP文庫(1968/5)

を読んでいるのです。
感動。名著。
短い文章の中に、松下幸之助の深い哲学が凝縮されている。
1968年に第1版の第1刷で、2011年現在だと第190刷!!
人と人とが深い場所での出会うとき。不意に世界は広がるものですね。
素直にひとの話に耳を傾けていると、学ぶことは何でもあるものだと感じます。
深い場所からにじみ出てくるものは、その人の根源を作るエッセンスの凝縮だと思います。
その本の横に、こっそり松下幸之助「素直な心になるために」PHP文庫 (2004/4/1)も置いてあった。
確かに、素直さって大事だ。それはいつも思う。
こっそり読んでみよう。
(3)
この前、ジブリの『魔女の宅急便』が金曜ロードショーでやってて久しく見た。大感動だった。
こんな深い内容だったこと。あんまり気付かなかったような。
キキの孤独とか、自立とか。
ひとつひとつの表情も表現も素晴らしい。何回か涙出ましたよ。ほんとに。
「魔女」という存在を通して、いまの時代を見ること。これこそ大事な視点だろうと思う。
感動したー。駿先生は改めてすごいわ。ちょっとした動きとか顔の表情とか素晴らしいんですよね。ユーモアも忘れないし。
(4)
そういえば、そういえば。
7月15日金曜の夜行で東京を出て、7月24日の日曜まで山に入ります。
夏季限定の山岳診療所に行くのです。所長で責任ある仕事なのです。
1年に1回しかもらえない1週間の夏期休暇をもらいました。その夏休みをフルに使って山に行きます。
とは言っても、山でも医療行為をしに行くので、休みなのか仕事なのか、休みでもあり仕事でもあるのか、休みでもなく仕事でもないのか・・その辺は禅問答のようでよくわかりませんが、とにかく、山に行くのです。
その間、きっとブログも更新できません。(最近、山にも無線LANが届くので、暇を持て余したら書くかも)
携帯電話はほんの瞬間だけつながることがあります。
例えば、山小屋の屋根の上で怪しく携帯を振って電波を引き寄せようとパフォーマンスしてるときとか(まるでUFOを呼んでいるようです)、風の通りがいい日とか(『風』っていうのは宮崎駿さんに常に流れてるテーマですね。古代では「風」は「カミさまが通っている」と考えられたようです)、電波君が調子いいときとか(電波も、電波君として擬人化するとカワイイですね。ばい菌君とかばい菌さんとかばい菌マンとか・・・時々説明に使います。)・・・
そういう時に不意に携帯もつながるかもしれません。
散歩がてら山の頂上に登ったときに携帯メールが届くので、携帯メールはその時チェックします。
パソコンメールは見れるかもしれません。無線LANってすごいですよね。何がなんだかよく分かりませんが、とにかく空気を介してコトバが届くのですから。この世は分からないことだらけです。
いづれにせよ、ちょっくら山に行ってきます。
7月15日金曜から7月24日の日曜まで。
暑そうだなー。
(1)
元NHK住吉アナのブログ、『すみきちブログ』。
定期的に見ているブログは片手で数えるほどですが、住吉さんのはかなり昔から見てます。
NHKを退職されて何をされるのかなぁと楽しみにしてましたが、カナダの山の中にある<ヨガ・アシュラム>というところに、一ヶ月間も本格的にヨガの修行に行かれている!
7月8日のブログには、
『今回勉強している内容は、思ったよりもずっと”マジ修行”な感じだ。
自己探求とかそんな軽いものではなく、もっと、哲学的な、
ある意味、大学院のような、それでいて、もっと実践的な内容で。
自己(エゴ)の存在とかソウルとか、どっぷり難しいコンセプトもたくさん。
もう10年ほどヨガを勉強してきたけれど、
今、あらためて、ヨガの奥深さを実感している。
生半可な気持ちでは勉強できないような大海が、目の前に広がっている。』
と書いてあった。
いやはや、こんなに本格的にヨガをされているとは。その真面目な姿勢に頭が下がります。
住吉さんはアーユルヴェーダ(古代インド医学)も本格的に勉強されてます。
ちなみに、自分もちょこちょこ独学で勉強してたりしますが、励みにしながらブログを読んでたりします。
アーユルヴェーダで好きなとこは、医学という範疇よりも、生活の知恵とか、生命科学(Life Science)とか、哲学の概念が混合しているのですね。
自分は、22世紀は『生命(いのち、Life)』の時代になると勝手に思っているので、そういう生命科学(Life Science)が全面に出てくるアーユルヴェーダには強い共感を覚えます。
西洋医学もいろんないいことをしてますが、万能ではないのは間違いないので。
とは言っても、アーユルヴェーダだけではなくて、西洋医学をメインの仕事にしながら、ほとんど趣味の領域でそれ以外の医学や医療も広く浅く勉強しているんです。
「代替医療」と一括で称されているものには広大な世界があります。
アーユルヴェーダ (インド)、アプライドキネシオロジー、アロマテラピー、按摩、オーラセラピー、オステオパシー、音楽療法、温泉療法、カイロプラクティック、漢方医学、気功、灸、催眠療法、指圧、スピリチュアルヒーリング、前世療法、鍼灸、整体、チベット医学、中医学、東洋医学、ハーブ療法、鍼、ホメオパシー、マクロビオティック、薬膳、ヨーガ、リフレクソロジー、レイキ・・・・もっといっぱいあると思う。
西洋医学を勉強するだけでも一生かかる。どんだけ勉強してもしつくせない。
それは、西洋医学以外の代替医療でも同じだと思うんです。
だからこそ、どんなものでも長い時間をかけてコツコツと気合いれて勉強しないといけないんですよね。
人生は短いようで長い。長いようで短い。
だから、時間をかけて少しずつ、学問に偏見なく勉強したいものです。
深く知れば知るほどどんどん面白くなる。深く掘れば掘るほど深い場所でつながっていく。どんなものでも共通だと思います。
20世紀、21世紀の時代は経済やお金が中心の世界でした。そこは否めません。
ただ、僕らの世代では、きっと『生命(いのち、Life)』というものを中心に考える時代になるんじゃないかと勝手に思cつてます。
そうなると、西洋医学一辺倒ではなく、その他の代替医学との共生になっていくのでしょう。互いが互いを尊重して。
どんなジャンルでもピンからキリまであります。西洋医学でもそう。ほんものもいるし、にせものもいる。代替医療でもそうでしょう。
そんな表層に惑わされないよう、それぞれの世界観が追求する場所を素直に真摯に学びたいものです。
それこそ、石田梅岩の「心学」の姿勢が大事だと思う。
(⇒『一条真也「世界をつくった八大聖人」』(2011-07-12))
「よりよく生きる!」ために、なんでも偏見なく学びましょう。そして、自分の「心」を磨きましょう。という考えかと拡大解釈してます。
すべては、自分を知り、自分の「心」を磨くためですから。
それにしても、住吉さんはただのタレントじゃないなー。すごい。
(2)
PHP文庫。
みなさん御存じですよね?
PHPが、「Peace and Happiness through Prosperity」(繁栄によって平和と幸福を)の略で、創設者松下幸之助の言葉(=物心ともに豊かな真の繁栄を実現していくことによって、人々の上に真の平和と幸福をもたらそう)だということをつい先週知りました。
ビジネス世界の皆さんには常識でしたか?すみません。いまさら知ることが多いです。
===============
<松下幸之助 社会への提言>
いかに企業が努力を重ねても、社会が良くならなければ、その社会で活動する企業の成長、発展はありえない。
ましてや世と人の繁栄、平和、幸福など望みようもない。日本の敗戦を通じ、身をもってそのことを痛感した。
松下幸之助は、刻々と混迷の様相を深めつつある世界と日本の状況に対し、やむにやまれぬ思いから、たえず警鐘を鳴らし、提言を発表しつづけました。
(PHP研究所のHPより)
===============
最近、往診をしているかなり具合の悪い患者さんがいる。
とても本好きな方で、よく本の話をする。
本の話をすると元気になったように見える。
そのときの読書体験を思い出すことで、その人の深い場所にある生命エネルギーのおうなものが動き出すのかもしれない。
「先生、ビジネス本とか読まないでしょ。これはいい本だよ」と渡された。
松下幸之助『道をひらく』PHP文庫(1968/5)

を読んでいるのです。
感動。名著。
短い文章の中に、松下幸之助の深い哲学が凝縮されている。
1968年に第1版の第1刷で、2011年現在だと第190刷!!
人と人とが深い場所での出会うとき。不意に世界は広がるものですね。
素直にひとの話に耳を傾けていると、学ぶことは何でもあるものだと感じます。
深い場所からにじみ出てくるものは、その人の根源を作るエッセンスの凝縮だと思います。
その本の横に、こっそり松下幸之助「素直な心になるために」PHP文庫 (2004/4/1)も置いてあった。
確かに、素直さって大事だ。それはいつも思う。
こっそり読んでみよう。
(3)
この前、ジブリの『魔女の宅急便』が金曜ロードショーでやってて久しく見た。大感動だった。
こんな深い内容だったこと。あんまり気付かなかったような。
キキの孤独とか、自立とか。
ひとつひとつの表情も表現も素晴らしい。何回か涙出ましたよ。ほんとに。
「魔女」という存在を通して、いまの時代を見ること。これこそ大事な視点だろうと思う。
感動したー。駿先生は改めてすごいわ。ちょっとした動きとか顔の表情とか素晴らしいんですよね。ユーモアも忘れないし。
(4)
そういえば、そういえば。
7月15日金曜の夜行で東京を出て、7月24日の日曜まで山に入ります。
夏季限定の山岳診療所に行くのです。所長で責任ある仕事なのです。
1年に1回しかもらえない1週間の夏期休暇をもらいました。その夏休みをフルに使って山に行きます。
とは言っても、山でも医療行為をしに行くので、休みなのか仕事なのか、休みでもあり仕事でもあるのか、休みでもなく仕事でもないのか・・その辺は禅問答のようでよくわかりませんが、とにかく、山に行くのです。
その間、きっとブログも更新できません。(最近、山にも無線LANが届くので、暇を持て余したら書くかも)
携帯電話はほんの瞬間だけつながることがあります。
例えば、山小屋の屋根の上で怪しく携帯を振って電波を引き寄せようとパフォーマンスしてるときとか(まるでUFOを呼んでいるようです)、風の通りがいい日とか(『風』っていうのは宮崎駿さんに常に流れてるテーマですね。古代では「風」は「カミさまが通っている」と考えられたようです)、電波君が調子いいときとか(電波も、電波君として擬人化するとカワイイですね。ばい菌君とかばい菌さんとかばい菌マンとか・・・時々説明に使います。)・・・
そういう時に不意に携帯もつながるかもしれません。
散歩がてら山の頂上に登ったときに携帯メールが届くので、携帯メールはその時チェックします。
パソコンメールは見れるかもしれません。無線LANってすごいですよね。何がなんだかよく分かりませんが、とにかく空気を介してコトバが届くのですから。この世は分からないことだらけです。
いづれにせよ、ちょっくら山に行ってきます。
7月15日金曜から7月24日の日曜まで。
暑そうだなー。
仕事が行き詰まった時には、あの本を読み返して、自分に何が足りなかったのか冷静に振り返ったりしたものです。
…それはそうと山ですね。どうかお気を付けて!いつかあたしも一緒にいきたいなぁ!
ユーミン最高!!
ルージュの伝言、かっこいい!
自分は、「やさしさに包まれたなら」がさらに好き。
<小さい頃は神様がいて 不思議に夢を叶えてくれた>・・・・っていうので始まるとこが最高だよねぇ。決めが<目に映るすべての事はメッセージ>だもんね。いやはや。これは月に一回は聞いてる曲です。
ユーミンにはすごく普遍的なもの、時代を超えたものをいつも感じる。
彼女の歌声に痺れるたびに、「歌がウマいってのははたしてどういうことなんだろう」っていつも思いますよ。心の奥底にそっと入ってくる唄声は・・・やはり松任谷由実さんの人間性なのかなぁ。
いつか会ってみたいなぁ。なんかご本人はキラキラしてるイメージあるよ。ひとの文句とか悪口とか、そういうネガティブな言葉を絶対に使わなそうなイメージ。
>牧さん
松下幸之助さんの『道をひらく』を研修医から読んでるなんて、おそるべき研修医だね笑
あれは、人生のバイブルになるね。
数年ごとに読み返すと、常に発見なりそう。
なんか、素直になるんだよね。あの人の文章を読んでいると。
コトバは短いんだけど、人生の重みっていうのを感じる文章です。
それはそうと山です。
お子さんの手がかからなくなったら是非山へどうぞ!
山は、行くたびに無限のエネルギーを感じます。チャージとか充電っていう感覚。
自然は曲線世界なんで、長いこと山に行って、この文明化社会に降りてくると、周りのものが全部直線でできているから目がクラクラするのよね。笑 人工的な社会だなぁ、養老先生の言葉を借りると脳化社会(文明は、脳の中にあるものを外部化した社会だっていうことね)だなぁ、と改めて思います。
ともかく、山にはクーラーも扇風機ももちろんないけど、全然困りません。
怪我や事故などないよう、十分気をつけて行ってきますー。今日の夜行で行くから、早く準備しないとー。