観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

こりゃダメだ

2009-12-11 12:48:44 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(首相、普天間問題で「米国は何も変わらないのがベスト」)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091211/plc0912111243006-n1.htm

>米国としては何も変わらないのがベストだとの気持ちが伝わってくる。

いやいやいや。アメリカは一度決まっていることをその通りに履行してくれと言ってきているだけですから。日本の民間でも変えてくれと言う方が立場が悪いのは当たり前のことです。その辺は普通の人に聞いてみましょう。何か対等の交渉をしている雰囲気をかもしだしていますが、そういうことではありません。

>ただ住民の長年にわたる危険と騒音の問題を考えれば、そういう結論にしてはいけない

結論は日米合意という形でもう既に出ています。民主党が反故にするとか言って混乱させただけでしょう。約束を反故にするとかいう決断を下すのも問題(日米合意通りならマニフェストに期待した方々が怒るでしょうから、そもそもマニフェストに問題がありました)ですが、日米同盟という日本の安全保障の根幹にもしダメージが及んだらどう責任をとるつもりなんでしょうね。

首相が変な決断を下さないことを祈ります。

自民党が取りやすいところから取ったって?

2009-12-11 11:32:05 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(原口総務相が「暴論」と批判 子ども手当の地方負担案)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091208/plc0912081329015-n1.htm

>取りやすい所から取るという考えが自公政権を崩壊させた。

・・・何のことやら。事実はこうです(既出ですみませんが)。

財務省ホームページ(租税負担率の内訳の国際比較)
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/021.htm

自公政権は明らかに税が取れていません。そしてそれ以上に使ったから、崩壊してしまったとは言えるかもしれません。日本において最も取りにくいとも言える(いろいろ反対運動がありましたね)消費税を導入したのも自民党です。民主党はバラ撒きマニフェストを掲げながら、税(特に消費税)は上げなくて大丈夫などと(普天間問題の如く)安請け合いしてしまいました。少し気の利いた政治ウォッチャーなら、民主党の安請け合いを主導したのは小沢氏だと示唆する報道を覚えていると思いますが、政権を取ったところで、どうにもならないものはどうにもならないと認めざるを得ない時が来るのだと思います。民主党マニフェストの実現不可能性・欠陥を第三者が客観的に指摘してくれれば、あの大敗はなかったと今でも思います。それはともかく、そもそも無理な約束をしたのは民主党なのだから、現実的に政権運営して、批判は甘んじて受ける他ありません。