観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

時限爆弾を仕掛けるか

2009-12-21 10:17:24 | 護憲勢力と仲間達
MSN産経ニュース(亀井金融相が平野官房長官に進言「主計局長のクビを切れ」)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091218/fnc0912182354020-n1.htm

>財源を「特別会計から15兆円以上、引っ張ってこられるかどうかが勝負」

麻生政権がかつて何度も指摘した問題ですね、これは。特別会計の剰余金はそれ自体意味もあるのですが、それはおいておいても一時的にしか使えないお金、いわばへそくりなのであって、毎年毎年の支出(あるいは減税)に使うと危ないですよということです。恒久的な収入増・支出減の見込みもないのにローンを組んでへそくりを使って頭金だけ払ったら危ないですよね。次の年から早くもピンチは明々白々です。事業仕分けと言ってもほとんど削れませんでした。剰余金があるなら借金の返済あるいは景気の下支えなどに使うべきでしょう。減税・バラ撒きをするのであれば、(不況ですが)予算規模を小さくするか、増税(再分配するということです/矛盾ではありません)するべきなのです。

鳩山首相の決断(先送りとかじゃありませんように)の時期が近づいてきましたが、その場しのぎにしかならない辻褄併せというか来年以降に必ず炸裂する鳩山時限爆弾を仕掛けないか要注目です。