観測にまつわる問題

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尖閣体当たり事件の教訓と今後

2010-11-07 21:12:37 | 政策関連メモ
1)実効支配はきちんとしておかなければならない。領土問題は存在しないなどと言って、事勿れを貫くのではなく、中国が領有権を主張し行動している(南シナ海でも明らかだ)現実を直視し、有効な対策をたてておくということである。日本が竹島・北方領土の領有権を主張しても中々返ってこないのは何故だろう。実効支配の有無に違いない。

2)中国との対立を恐れてはならない。対立を恐れて譲れば領土を盗まれるだろうということが今回明白になった。中国世論には沖縄を自国領とするなど、領土に関する荒唐無稽な主張が無視できない勢力を保っている。日中友好は構わないが、領土に関して国際ルールを中国に守らせることは犠牲に出来ない。国際ルールを守らない危険な隣国の伸張は、日本の不利益に直結する。

3)石垣市との連携は重要だ。日本は先の大戦で沖縄を犠牲にしてしまった(沖縄上陸の前に降伏せず、本土上陸の前に降伏した)。元々沖縄は日本の中で独自性のある地域であり、沖縄が日本に対して不満を抱く構図が出来たのは無理が無い。(普天間のように一度容認した負担軽減策を引っくり返されるのは困るが)沖縄を見捨てないというメッセージを送ること自体、極めて需要と考える。

4)上陸調査・環境対策は重要。ヤギの食害は馬鹿にならない。固有の生態系が不可逆的に損なわれてしまう。ノンビリする時間はないと考えて良い。

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