当面の安全保障戦略ですが、防衛省がアメリカから好きなものを買えばいいと思います。正直言って、何を武装しようが、少々のことでは、核を持ち、ミサイルを配備しまくった中国に抗することができるとは思えません(自衛隊は、単独でも中国と戦う精神であってもらわなければ困りますが、ミサイルを撃たれれば死ぬのは国民です。中国が攻撃を思いとどまっているのは、残念ながら、アメリカを恐れているからだと思います。中国が日本に攻撃的なのは、反日姿勢を見れば分かりますが、アメリカに対しては、気を引こうと必死なのは見え見えです。中国が恐れているものを利用するのが、最大の効果があるでしょう)。ですから、アメリカとの絆を深めるのが最もいい。トランプはイスラエル防衛に必死ですが、それに近いところまで持っていきたい。アメリカ国民も同盟国(日本)は防衛したいと考えているようです(外務省)から、妥当な戦略だと思います。ただ、日本の防衛費はいかにも少なく、負担が十分でないと考えられているようですから、そこのところを防衛費増額でカバーしていきます(中身はプロが考えれば何でもいい。ただし、軍関係者のやる気が重要ですから(「利権」は必死で自ら守ると思います)、アメリカから買うことが重要でしょう(筆者はユーロファイター導入派でしたが、考えが足りなかったかもしれません)。日本の防衛産業も重要ですが(だから共同開発のユーロファイターを推した訳ですが)、パイ(防衛費)を大きくできれば、問題が起きることもないでしょう。トランプは貿易不均衡の解消という考えに取り憑かれている感じですが、これでアメリカからの輸入を増やせれば、トランプ砲の発動を避けられるというメリットもあります(逆に、武器を買わずに何を買えばいいんでしょうか?先端産業を買えばいいんでしょうか?アメリカの土地を買えばいいんでしょうか?それはそれでアメリカが怒るのは目に見えているではないですか?貿易不均衡の解消の努力を見せずに、トランプ砲を避けれるでしょうか?要らないものを買わされると思えば奴隷じゃないと腹も立ちますが、アメリカが国民全ての命をかけ超莫大な投資をしている核の傘及び巨大戦力を買うと思えば、安いものです。日本人はケチなところもあって(国(財務省)も財政至上主義で国民も貯蓄志向です)、中国の核とミサイルに対抗する(結局お金がアメリカに流れる)のが馬鹿らしく感じるんだと思いますが、政治が決断してアメリカにお金を流せばいい。そうするに値するサービスをアメリカは提供できると思います。オバマみたいに中国に押し込まれる感じだとややアホくさいですが、他に現実的な防衛手段が見つからない以上、トランプを繋ぎとめるためにも、金を出しておくべきでしょう。スネ夫スネ夫いいますが、ヨーロッパは冷戦期スネ夫だったでしょうか?アメリカの核の傘に頼ろうが何だろうが、何も恥じることはないと思います。要は精神の持ちようです。負担を十分すれば、胸をはれるでしょう。お金だけでなく、地政学的に前線に立つことも負担です。アメリカだって、中国に押し込まれるのは好んでいないのですから。フリーライドと言われるような状態を野放しにする方が恥ではないですか?やましいところを無くしていくのも重要です(中国の防衛費の増強に対して、日本の防衛費の増強は十分でしょうか?)。
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