観測にまつわる問題

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何十年たって、また同じことをやっている

2009-09-21 05:49:38 | 政局・政治情勢
asahi.com 政治 9月20日14時51分 河野家は首相になれない家系?! 総裁選討論会で話題に
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200909190265.html?ref=rss

>54年に吉田氏から鳩山一郎氏に政権がバトンタッチされ、今回の総選挙の結果、麻生氏から鳩山氏に首相が交代したことを念頭に、「吉田家が倒れて鳩山家になった。何十年たって、また同じことをやっている」とも指摘した。

日本の病は潔癖症と人間中心主義から来る全体主義的な革新病でしょう。戦前の青年将校の反乱だとか、大政翼賛会などはその症状だと思います。ある人間を排除・攻撃しようと論理を組み立てるから、例えば河野太郎氏のように没論理になるんですね。論理は論理、人間は人間です。論理は人間の奴隷ではありません。安直に都合よく使える道具ではないということが分かっていないと思います。古臭さを否定する河野氏の如き人物が戦前の青年将校よろしく「天誅」に走るところが、変わらない古い日本の弱点だと思います。

昭和維新(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2009-09-21 05:49:38)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E7%B6%AD%E6%96%B0

>『昭和維新実現』を唱えて数々の事件が起こされたが、そのどれもが『昭和維新実現』のための『討伐』であったり『天誅』であったりで、「彼を暗殺してからどうするのか、その後誰が何をするのか」という部分においては甚だ具体性に欠けていたのが特徴である。日本の政治システムを4日間に渡り空白に陥れた二・二六事件でさえ、実行者達は、皇居を占領し天皇に親政を迫った後の計画を持っていなかった

「天誅」が生き甲斐なんでしょうね。こういう人物が出てくる(権力に近い)と日本は末期なのかもしれないと思ってしまいます。革新さんの考えとは逆で、具体案無き天誅依存症人間こそ、日本の病と言えるでしょう。もっと寛容になってください。不断の改革でいいではないですか。

若手のみを結集しての政界再編案が唱えられるのもこれに似ています。

大政翼賛会(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2009-09-21 05:49:38)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%94%BF%E7%BF%BC%E8%B3%9B%E4%BC%9A

>内閣総理大臣を務めた近衛文麿公爵を中心として国家体制の刷新を求める革新派を総結集させて新党を結成する構想は比較的早い段階から検討されていた。

革新とやらを集めて純化したくなるようです。潔癖症なのでしょうが、世のなかには様々な側面があり、純化すれば解決するというものでもありません。自民党には世論は勿論尊重しながら、保守性の大切さを体現する政党であってほしいと思います。

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