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僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

千手千眼自在菩薩(せんじゅせんげんじざいぼさつ)

2008-01-11 23:26:57 | Weblog
 大阪、葛井寺(ふじいでら)の千手観音坐像です。正式名称が「千手千眼自在菩薩」になります。子年の守り本尊で、千の手にはそれぞれ目を備えています。
 千とは、無限という意味で、無限の慈悲で全ての人々と生き物を救うことを象徴しています。
 大手が40本、小手が1001本あり、合掌手以外には持物を携えています。
宝戟(武器)、化仏(仏像)、宝鐸(鐘)、紫蓮華、払子、けん索(投げ縄)
日輪、宝輪、宝螺、玉環、髑髏杖、紅蓮華、傍牌、宮殿、五色雲、宝鉤(ほうこう)宝剣、宝弓、藻瓶(そうびょう) 以上が左手の持物です。
右手には、錫杖(しゃくじょう)、頂上化仏、三鈷杵(さんこしょ)、青蓮華、楊枝、数珠、月輪(がちりん)、宝珠、宝経、宝印、蒲桃(ぶどう)、白蓮華、施無畏、宝鏡、宝きょう、金剛杵(こんごうしょ)、えっぷ(おの)、宝せん(矢)、胡瓶(こびょう)などを持っています。
 体躯のバランスのよさ、端正な表情が美しい天平後期の作品です。

銅鏡

2008-01-11 22:27:35 | Weblog
わたしのコレクションの1つ銅鏡です。いつの時代のものかは不明です。銅鏡は、古代中国に起源をもち、日本や朝鮮など東アジアで広く使用されました。 宗教・祭祀用具としての機能をもち、近代に西洋よりガラス鏡が伝来普及するまで一般に広く使われていたのです。