中学生の時、学校で習った名医のお話をします。
古代中国、呉の孫権の時代、医師董奉(とうほう)は、貧しい患者からは治療代を受け取りませんでした。代わりに、重病者には5株、軽病者には1株杏(あんず)の苗を植えさせました。
董奉に恩義を感じた人々は、後に出世して応分の貢物を彼に贈ったといいます。このように徳のある人は、無欲で慈悲深く多くの人民に愛されるものなのです。
小さな杏の苗は、やがて実のなる大樹となり林ができました。この故事、伝説より杏林は良医を表すようになったのです。
杏(あんず)はバラ科、サクラ属で英名をアプリコットと言い、唐桃とも表記します。
古代中国、呉の孫権の時代、医師董奉(とうほう)は、貧しい患者からは治療代を受け取りませんでした。代わりに、重病者には5株、軽病者には1株杏(あんず)の苗を植えさせました。
董奉に恩義を感じた人々は、後に出世して応分の貢物を彼に贈ったといいます。このように徳のある人は、無欲で慈悲深く多くの人民に愛されるものなのです。
小さな杏の苗は、やがて実のなる大樹となり林ができました。この故事、伝説より杏林は良医を表すようになったのです。
杏(あんず)はバラ科、サクラ属で英名をアプリコットと言い、唐桃とも表記します。