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三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

今日も無線の話題です。

2010-01-27 15:12:37 | Weblog
今日も無線の話題です。
一般に民間で使われる無線機には、特定省電力無線機(通称:インカム)、簡易無線(通称:CR)、業務用無線機(通称:SR)があります。
・特定省電力無線機とは、10ミリワット以下の送信出力しかなく屋内やイベント等で話す相手が比較的近距離の場合良く活用されています。
送信出力が小さいため、屋内でも1Fと3Fとで通信などの場合は使えないこともありますが、電波申請もないため5年に一度の再免許申請もありませんし低価格です。
・簡易無線機とは、送信出力が1ワットから5ワットもあるため見通し(電波の障害物がない場合)であれば1Km以上も離れた場所からの通話が可能です。
ただし、周波数が他の無線機と共通のため混信する可能性があります。
このような場合は、チャンネル切り替えにより混信を防ぐことができます。
・業務用無線機とは、その名の通り主にタクシーなど専用周波数を割り当てられ業務で活用する無線機です。
専用周波数のため混信がありません。
ただし、専用周波数を使用するため業務計画や無線従事者が必要など様々な諸用件を満たさないと使用することが出来ません。
と、このように用途別に分かれています。

近年、簡易無線機とタクシー用の業務用無線機はデジタル化されました。
携帯電話もデジタルになってますのでご存知だと思いますが、電波の受信が悪い場所になるにつれラジオだと雑音が入りだんだん聞こえなくなります。
デジタルは受信感度が一定のラインまで落ちてしまうとそれまでクリアな音から突然全く聞こえなくなります。
これが、アナログとデジタルの大きな差です。
まだこのデジタル簡易無線機が発売されるまえに、無線業界の会でデモを実施して従来のアナログ簡易無線と通信の聞き比べをしました。
実験では、建物の地上2Fと地下1Fとの間の通信でアナログの場合は雑音が多く聞き取りにくかったのですが、デジタルの場合クリアな音でビックリしました。

今日はなぜ無線機の話かと申しますと、当社のホームページを見ていただいて無線機の商談を今年になって早くも2件頂いています。
ありがとうございます。
だから、ちょっと詳しく書きました。

当社はとにかく無線機の取り付け工事や保守メンテが創業の原点ですし40年以上四国地区でお世話になっています。
最初は、水防無線(現在の防災行政無線)やタクシー無線からスタートしました。
それから、国のマイクロ無線、衛星通信、列車無線など無線という無線はほぼ全て扱っております。

無線でお困りの際は何なりと弊社までご連絡下さい。
http://www.sandenkeiso.co.jp



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