アパート経営者が悲鳴を上げています！

今日の午前中は金融機関へ営業に出向きました。
本部で打ち合わせさせていただいた後、お世話になっている支店長へご挨拶に出向きました。
せっかくですので、近況を聞いてみると、景気は良くなってきていると言っているがまったくその気配が感じられない。
ただ、金融円滑法がらみで、元本を今年度は返さなくても良い法案のおかげもあって、その関係で変に落ち着いているような状況はあるとのこと。

また、不景気がここでもか！という話も伺いました。
県外に進学する大学生が減ってきており、香川県内にある、３つの大学の学生寮やアパートの空室が非常に増えているとのこと。
酷いアパートでは、２０室中２室しか入居していないところもあり、アパート経営者が非常に困っているとのこと。
この原因は、少子化で絶対数も減っている要因も大きいとは思いますが、親が子どもの生活費まで捻出できなくなってきており、なるべく県内への進学を勧めていることと、岡山などの近県であれば電車通学であったり、４回生にもなれば最終年度の途中でほぼ全ての単位を取得してしまうため、その時点でアパートから実家へ帰ってしまっている方も多いとのことです。
善通寺市にある大学の学生寮とか学生対象のアパートでは、家賃が高くて３４０００円で安い物件では１５０００円と相場も下落しているそうです。
家賃が３４０００円以上になると、大学の学生寮やアパートとして紹介していただけなくなったとのことです。
私も昔、山口で学生生活を送りました。
当時かなりオンボロアパートで、当時でも最安の１１０００円でした。
ちなみに風呂と便所は共同です。
そんな２０年前の相場に近づいています。

仕分けするのは良いのですが、早く学生が夢を持って通える環境づくりも大事ですね！