三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

いよいよ明日はたかしんビジネスマッチングフェアです!

2011-05-24 11:17:45 | Weblog

いよいよ明日は、「たかしんビジネスマッチングフェア」が開催されます。

当社は、出展企業111社の中で、最大規模で3ブースを出展します。

ブースの総延長は何と!9000ミリメートル(9m)です。

そこに、三菱高精細で高解像度の監視カメラシステムや画像検知システム、アイコムの同時送受話の無線機、太陽光発電システムなどを出展します。

そして面白い取り組みとして、温度差発電の試作機も出展します!

3枚の温度差発電の板に黒い放熱板を取り付けており、その放熱板は氷水に浸かっていて冷えています。

温度差発電の板は直列にしてミニ扇風機につないでいます。

左上にミニ扇風機がありますが、温度差がないためミニ扇風機が回っていません。

下の写真は、温度差発電の板の上に、沸騰させたお湯が入っている容器をおいてみました。

すると、何と!ミニ扇風機が元気良く回りだしました。

この温度差発電の板は「熱電変換素子」または「ペルチェ素子」と呼ばれるもので、ビスマス-テルルという半導体で作られています。
このパネル1枚の大きさは6cm四方ですが、これを何枚もつなげて使います。

この「ペルチェ素子」での発電の原理は「ゼーベック効果」と呼ばれ、結構古くから知られていました。1977年に打ち上げられたボイジャー1号にも、この発電方法が使われたそうです。

近年、石油の枯渇問題や環境問題、東日本大震災もあり、自然エネルギーが注目されていますし、このような発電原理も見直されています。

これを活用すると、温泉の源泉が高温の場合は、24時間絶えず発電してくれる温泉発電所を作ることができますし、低温の温泉をボイラーなどで温める場合でもその温泉を利用した発電は可能です。

他にもごみ焼却炉などの工場のプラントでも面白いような気がしております。

とにかく面白いと思いますので是非会場へ遊びに来て下さい。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする