三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

節電社会

2011-05-10 16:18:43 | Weblog

今日の高松の16時現在、雨が降っており風も吹いていますが、蒸し暑い一日です。

卓上の温度計は、26度ですが湿度が78%程度もあり蒸し蒸ししています。

今年のクールビズは例年の6月~9月末を5月~10月末に延長し計画停電など電力不足に少しでも対応できるようになっています。

しかしながら、まだノーネクタイで来社される方やお会いする方全員ネクタイをしており、延長クールビズのPRが足りず浸透していないのでしょう。一部大手や異業種交流会では実施されているようです。

さて、今日は山盛りの新聞整理をしながら目を通していると「節電社会が到来」という記事がありました。

その他にも節電対策など載っていますが、中部電力が政府から浜岡原発停止要請を受けた事でも今後節電機運は今のところ全く影響の無い四国も含め日本全国に広がりそうです。

話は戻りますが、「節電社会が到来」では、政府が4月8日に東電・東北電力管内での夏の電力使用量を企業など大口需要家に25%削減・家庭を15~20%削減する案を発表後、電力会社の復旧が進み一律15%削減に目標を下げています。

これを乗り切るために各企業では、照明やエアコンの使用を控えたり、夏休みの分散化、工場の操業時間を電力需要が少ない夜間や週末に変更する節電案やサマータイム制の導入、一斉休業する夏休みを2週間程度に増やす案を検討されています。

一方家庭では、エアコンの温度を1度上げるだけで10%の消費電力削減効果があり、フィルター清掃、扇風機とあわせて使って体感温度が下がる方法とか、冷蔵庫の食品の入れすぎに注意とか設定温度をやや高めにするとか、洗濯や掃除は早朝や夜間にしたりとか、テレビやビデオのコンセントを抜いて待機電力の削減などなど載ってます。

この節電社会をちゃっかり商売に結び付けようと、デパートやスーパーでは、消臭機能のある肌着や半袖ワイシャツ、扇子などで売上増を狙っています。

面白いのは着ているだけで工場の作業員が快適に働けるように、着ているだけで涼しくなる「空調服」という小型バッテリーを電源として、作業服の中に風を送って汗を気化させる仕組みだそうです。

また、LED電球も従来の白熱球の1/6の消費電力のため大きく伸びそうです。

それにしても、家庭ではリビングなどで家族全員1つの部屋で過ごすのが、各部屋でエアコンを使用するのに比べたら格段に節電できます。

子どもが大きくなると、子ども部屋に閉じこもりがちになり、子は子で親は親という同居ながら話する時間が少ない家庭もあることでしょう。

前向きに考えると節電社会が家族の大事さや大切さを再認識させてくれる一助になるような気がします。

コメント
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