以前から知ってましたがビジネス誌にもデカデカと載ってました。
シャープが空気清浄機に蚊取り機能を搭載した蚊取空清を日本で発売すると当初計画の約3倍にあたる月産1万台程度に生産を増やしても追いつかず、今も品薄が続く店舗があるとのこと。
この商品は実に面白いですね!
空気清浄機との出会いは、20数年前で当時一人暮らしをしていてその部屋でたまに友人を呼んで宴会をすると翌朝もたばこ臭が残り、二日酔いと相まって気持ち悪い思いをしていました。
そこで、次第に安くなってきた空気清浄機を購入し自宅で使ってみると昨夜の宴会で、もくもくになった部屋が一夜にしてクリーンな空気になっていた記憶があります。
それからこれは良いと思い、今でも自宅で活用しています。
空気清浄機はそれから進化を遂げ、現在活用しているモノは除湿や保湿機能付きです。
しかし思いもしなかったですね!
空気清浄機が蚊を取るなんて!
東南アジアでは、マラリアやテング熱など蚊を媒介した病気が深刻になっているという地域のニーズをくみ取って試行錯誤を4年以上かけて製品化したそうです。
仕組みは、UVランプで蚊をおびき寄せて、清浄機が生み出す気流で吸い込む仕組みです。
これをタイなど東南アジア6か国で発売すると、価格は3万円台と現地の課長クラスの給与の半月分にも関わらず当初計画の2倍ペースで売れているそうです。
製品化までに試行錯誤はあるものの、今ある技術を組み合わせて新しい商品を開発するって中小企業でも出来そうですし非常に面白いと思いました。
ある本に人間は、今知りえているモノや情報との組み合わせでしか新しいモノは生まれない。
ようは、全て新製品ですと言いながら、今世の中にある何等かのモノとの組み合わせです。
全く世にないモノを創造することはできないという事です。
という事は、見る・聞く・読む・体験するなど自分の経験値をあげていく必要があります。
大いに学びましょう!