大分県では多くの棚田が存在しています。
此処は玖珠郡玖珠町山浦の棚田です。
大分県棚田サポート隊と言うのがありまして、コープおおいたも協力する事になり
田植え、薩摩芋の植え付け作業、真夏の草取り、稲刈り、収穫祭と農作業の体験が
出来ました。
未経験のお街の親子連れ等、老若男女が多く参加して、地区の方々から様々な
事を学んだり、交流したり未だ経験したことの無い貴重な体験でした。
生まれてはじめての稲刈り。
家の周りは田んぼだらけですが、非農家なので農作業を経験する事はありません。
夫の実家が農家だったので、頭では分かっていたので、比較的楽に稲を
刈ることが出来、稲藁で根元をくくる作業も良くできたと思います。
最近は殆どの農家がコンバインで刈ってそのまま袋詰めして乾燥期にかけるようです。
この干し方を、かけ干し と言い手間がかかりますが、美味しいお米になるそうです。
価格もかけ干し米は、高いです。
高齢化が進んでいる農村では、自家用はかけ干しするけれど、農協に出す米は
コンバインと言うのが殆どの様です。
セッセと芋掘りもしました。
土が軟らかく、畝も高く作っていたので、まるで漫画の様に、蔓を引っ張ると
大きな芋がヅルヅルと出てきて、みんなの顔が一斉に笑いだし、賑やかな
芋掘り体験でした。
地区の皆さんのお手伝いと思っていたから、当然置いて帰るとばかり
思っていたら、ビックリ 沢山お土産に頂いてしまいました。
昼食は地区の婦人会の皆さんが煮しめ、漬物、お結びと食べきれない程の物を
準備して下さり、お腹も心も満腹した一日でした。
11月1日には収穫祭が催されて、飲めや歌えの大賑わいで最高でした。
地区の農産物の販売、ポン菓子の実演、焼き芋、カッポ酒等、
煮しめも作りましたし、芋等の天ぷら、こんにゃく作りと盛り沢山な一日でした。
食文化の伝承も大切な取り組みと地区の婦人会の方々と交流して、つくずく
感じました。
コンビニや、チンで出来る商品がもてはやされていますが、
手作りお惣菜程、素晴らしい物は無いと考えるのですが、、、、、、、、、