ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

ドッグヴィル

2005-06-21 | 映画・テレビ・演劇
最近、サッカーのテレビ観戦が続いていたり、毎週必ず見ているドラマ(CSI:4、タイガー&ドラゴン、ジョーイ、エンジン、義経)やアニメ(真田十勇士)があったりして、日々テレビ鑑賞に明け暮れていた。(というか追われていたのかも)

おかげで、映画を観る余裕が全くなくなっていることに気がついた。
で、今月観た映画(WOWOW)を思い出してみると・・・
「恋は邪魔者」「世界の中心で、愛をさけぶ」「モロ・ノ・ブラジル」の3本だけ。
モロ・ノ・ブラジルに関しては、うつらうつらしながらだったので、真剣には見ていない。

これはイカン!ということで、思い切って長編物を見ることにした。
カンヌ国際映画祭で論議を巻き起こしたらしい「ドッグヴィル」だ。
そういう触込みに弱い私としては、衝撃作とか問題作と言われると、「どれどれ・・・」といって、ついつい観てしまう。

で、今回もまんまと観てしまうわけだが、3時間という長さなので、途中で切って2日で観ることにした。

「ドッグヴィル」2003年デンマーク 監督:ラース・フォン・トリアー 【R-15指定】
広いスタジオのようなスペースに、ほんの少しだけ家具が置かれてあり、あとは家や道、犬までもが床に白線で描かれているだけの、“舞台劇のリハーサル?”というようなセットで話は進む。

ギャングに追われた女性(ニコール・キッドマン)が、“ドッグヴィル”という名の村に逃げ込む。
かくまってほしい女性グレース。保守的な村人達は、条件付でかくまうことで承諾する。

ストーリーの詳細は、コチラ で。(日本語オフィシャル・サイト)

そりゃ、議論を巻き起こすだろう・・・という衝撃的な話だった。
ここまで、激しい映画は初めて観たかもしれない。
考え方は人それぞれだと思う。
自分の周りや、政治的世界などにも当てはめて考えてしまう。

何が是で、何が非なのか。
平和ボケしている私には、とても重く感じられた。

白状してしまうが、グレースが最後にしてしまったことに、とても怖さを感じたが、なぜか胸がすっとしている自分がいることにも怖さを感じてしまった。

人間とは、愚かな生き物だな・・・。はぁ。
コメント (2)
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