風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

(三重四国八十八ケ所霊場第六十四番札所)

2016-10-26 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第六十四番札所
馬宝山蓮光院初馬寺(ばほうざんれんこういんはつうまでら)津市栄町、
本尊は馬頭観世音菩薩、聖徳太子により推古天皇22年(614年)開創、


四天王寺発願で伊勢の地へ来られた時、病にかかった聖徳太子が、
徐難のため、馬頭観音を刻み安置されたことが草創とされている。

津駅東口のそば、昭和20年の津爆撃で焼失した本堂は、昭和51年に再建された。
駅前のビルを借景の初馬寺、長年この近くに務めていたのに
ここにお寺がある事さえ知らなかった。




通称初午寺、
聖徳太子厄除け祈願所として3月の初午の日には参詣客でにぎわう。

明るい境内に揺れる萩の花がやさしい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大師山密蔵院(三重四国八十八ケ所霊場第六十五番札所)

2016-10-26 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第六十五番札所
大師山密蔵院(だいしざんみつぞういん)津市大谷町、
本尊は十一面観世音菩薩音菩薩、朴心僧都により寛文年中(1661~73年)開創、

津駅西口、大谷学園の子供たちの元気な声を背に、石段を登って行くと、

ドングリや椎の実が落ちている。
駅のすぐそばに、こんな大きな森が残っていることに感動。

昭和20年の戦災で堂宇、古記などを焼失しているが、
ご本尊は疎開させ焼失を免れた。


本堂裏山境内には四国八十八ケ所霊場が祀られている。

前日の雨でぬれた地面、何か物寂し気な森の中、
町の中に時の止まった一角がある感じ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

延命山福満寺(三重四国八十八ケ所霊場第六十六番札所)

2016-10-26 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第六十六番札所
延命山福満寺(えんめいざんふくまんじ)津市北丸の内、
本尊は延命地蔵菩薩、平安前期(820年頃)開創、

江戸時代、伊勢参宮の往き帰りに本尊に道中安全を祈り、
参詣しないと片参りといわれる程であったという。

この寺も昭和20年の戦災で堂宇を焼失しているが、
ご本尊は爆撃の前夜、住職の母が郊外へ疎開させ焼失を免れた。

きれいに手を入れられた境内は心地よい、

きれいな黄色い花、何の花だろう?
早速「みんなの花図鑑」に投稿して名前を教えていただいた。
「ホソバヒイラギナンテン」投稿から1分で判明、
このサイト、すごく助かっています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恵日山観音寺大宝院(三重四国八十八ケ所霊場第六十七番札所)

2016-10-26 | 三重四国八十八ケ所霊場
三重四国八十八ケ所霊場第六十七番札所
恵日山観音寺大宝院(えにちざんかんのんじだいほういん)津市大門、
本尊は制聖観世音菩薩、元明帝により和銅2年(709年)開創、

大門商店街のアーケードのお隣に境内が拡がります。

津観音は日本三観音の一つです。
東京の浅草観音、名古屋の大須観音、そして津観音。

秋の空は、本堂の朱塗りをより引き立てて、

「観音さん」はなぜかほのぼの温かさを感じる。


五重塔が青空に映えます。今日は鳩がいないね。


境内の桐の蕾が元気に空に拡がっています。
「桐ひと葉、落ちて天下の秋を知る」なんて思い出したが、
まだ青々とした大きな葉は健在で、枝に実も付いています。

花が咲いているのを見つけました、桐の花は初夏のはずなのに、
大きな木の枝先に紫の花が咲く姿はよく見ますが、
近くで見たのは初めてです。

気の早いあわてんぼうのおかげで、じっくり観察できました。



鬼押え節分会はこちらから
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする