風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

風に遊ぶキイジョウロウホトトギス

2016-10-12 | みどりの記録
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)風が似合う花。
今年はきれいな花を見せてくれました。
夏場は、ハナミズキの木陰が快適だったようです。
それでも葉っぱが枯れて、ちょっと心配させられました。
この花は紀伊半島南部に自生するユリ科ホトトギス属。
名前の由来は、紀伊半島固有の植物、
上臈(ジョウロウ)は優雅な貴婦人、
杜鵑(ホトトギス)は、 内花 の斑点が杜鵑の胸毛に似ていることから。
気品のある優美な花は、茶花として利用されてきました、
垂れ下がって風と遊ぶ姿は素敵です。
 
キイジョウロウホトトギスは絶滅の危機が高まっている植物に位置付けされています、
3月頃が植え替えの適期なので、大切に増やしていきたいと思っています。

一方こちらのホトトギスは増えて増えて、
可愛そうだけれど、毎年整理しています。
お隣の桜並木の木陰環境と肥料のおかげなのか、
花付きも見事すぎて、少し風情に欠けるかも。
花の少ない季節、貴重な存在でもありますが。
コメント
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