フランス、アルルと言えば「エスパス・ヴァン・ゴッホ」
田舎町にポツンとある「アルルのはね橋」
このはね橋はゴッホの絵のモデルではないのです。
ゴッホの描いた「アルルのはね橋」は
1930年コンクリート製の橋になっています。
フォーラム広場もゴッホゆかりの地、
「夜のカフェテラス」のモデルになった場所です。
今も黄色いテントのカフェがあり、ゴッホの世界に入ったよう。
浮世絵に心酔したゴッホ、浮世絵の澄んだ色彩、日本への思いを重ね、
明るい色あふれるアルルに移り住んだのは35歳の時。
この地でポール・ゴーギャンと共同生活を送りました。
「ひまわり」の絵が描かれたのはこの頃なのです。
ゴーギャンが療養した病院跡、
ゴーギャンとの共同生活は短期間で破綻し、
ゴッホが自傷行為で耳を切った時の療養所なのです。
この庭は「アルル療養所の庭」の絵から再現されています。
今は図書館と資料館になっています。
アルルの街は青くまぶしい海と明るい日差しに包まれていますが、
建物が連なる狭い路地は海辺とは対照的で。
心沈んでいくゴッホがどこかに感じられるような。
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