不法投棄をなくすために、子どもたちが書いた「ポイ捨て禁止」のポスター。
山の中にあるその病院の周りにも貼られているという。
看護師が患者への暴行容疑で逮捕された滝山病院。
【最善のケアを考えぬまま人間をポイ捨てする社会を根本から改めない限り、この種の事件に終わりはない。】
【収容所がいつまでも無くならない理由は、この社会が求めているからだ。】
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この記事を読んでおもう。
この社会は、中学卒業時に、1%の子どもを「ポイ捨て」している。
「定員内不合格」がなくならない理由は、この社会が「良し」としているからだ。
「点数」が取れないだけで、中学と同時に、見捨てられてる子ども。
「障害」があるだけで、「定員内不合格」にされる子ども。
それを「良し」とする「学校」。
その学校で「教育」される子どもが大人になり、「障害」のある人を、合法投棄する社会を守る。
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「6歳の子ども」の思いを見捨てて、大人の都合で分けることに痛みを感じない社会。
40人、80人と定員が空いていても不合格にされる子どもの痛みを、感じない社会。
子どもを分け、見捨てる社会が、精神障害になり働けない大人や老人をポイ捨てすることに、痛みを感じないのは、何も不思議なことじゃない。
保育園や小学校で子どもを「障害」で分け、高校で「定員内不合格」という「子どものポイ捨て」を良しとする社会の必然。
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【「私たちはとてつもなく大きなものに見放され、見捨てられている」】
人間を「ポイ捨て」する社会の闇/「最終処分場」を作らせたのは誰だ/滝山病院事件の背後にあるもの | 神奈川精神医療人権センター (kp-jinken.org)