ワニなつノート

Halの冒険 (2)



【妹】
昨日は、心の軽くなるメールありがとう。
とってもはげみになります。

ただHalは、あまり話すことが得意じゃなく、
押し切られたりすることも多いだろうし、
表現できずに我慢しすぎないかと、その辺りが一番心配かな。
学校では、『やれば出来るんだから』とか、
知能テストの数字から『力は、持ってるから』と考えられてるからね。

保健室通いにしても初めの頃は、『頭痛い』と言っても、
『熱は、無いから頑張ろう』って言われるとそれ以上言い返せず、
我慢するしかないのがHalだし。
Halが自分で見つけるのが大事でも、
親のサポートが無いと大変みたいなんだけど…。


【私】
「表現できずに我慢しすぎないか…」と、
親が心配できているんだからラッキーじゃん。
その時には、ゆっくり学校も休ませてあげればいいんだよ。

学校の考えに、きちんと言い返せる子どもなんて、いないさ。
『熱はないから頑張ろう』って言われて、我慢するのもHalだし、
どうしても我慢できなきゃ、学校に行きたくないときもあるし、
その時に、親が、Halに気を使わせずに
のんびりさせてあげられるといいんだけどね。

学校の先生にも、「HalはHalのペースで成長してくれればいい」と、
親が堂々と言いきれるといいよね。

メールだと、言葉が少ないから、
簡単に言いすぎるように聞こえるかもしれないけど、
親が代わりにできることなんて、ほとんどないし、
Halが『やればできる』ことは、
遅かれ早かれHalが自分でやるようになるさ。

石川先生も、よく言ってるよ。
どんなに手厚く見てあげても、ほっといても、
25歳になれば結局同じだって、さ。

今までだって、HalはHalで、いろいろ苦労しながらやってきたんだから、
これからも、まわりがHalを否定したり、かわいそうな子扱いしなきゃ、
HalはHalのまま成長していくと思うよ。


【妹】
「大人になれば…」は、何となく分かるんだけど、
ただ、「今・大変そうな彼」を見てなんとかしてあげたいって、
親のエゴっつうか自己満足心がつい出すぎちゃうんかな。

Halがどんなでも、大好きなHalだから、
休みたい時に安心して休める家であるよう心がけます。

ただあまりにも「休みたい」→「いいよ」って言ってる時には、
それは、Halの為じゃなく私が「いいよ」って言った方が楽だから?
みたいな考えが頭に浮かんでぐちゃぐちゃになっちゃう時がある。

学校は、何の為に行くのか?に未だ答えの出ない私には、
まだまだ複雑な時があるけど気楽にやるようにします

コメント一覧

ishizaki
kukuさん
コメントありがとうございます

仕事を辞めるかどうかは、親の問題です。

kukuさんが言うように、「子どもと一緒に休みながら…」という、気持になったとしても、
その時点で、仕事は辞めなくてはいけません。
そんなに、自由に休めないし、休んだ分の仕事をするため、遅くまで残業しなくてはいけなくなりますし、
休暇も、子持ちのハハは、みんなギリギリでやりくりしているので、とても、子どものペースに合わせては取れません。

私のように、学生を卒業後、ずーっと仕事をしていると、職場の人間関係(といっても、転勤も多いので固定されてませんが)が、人生の半分以上を占めています。
仕事自体に生きがいとかは、それほど感じませんが、
この人間関係がなくなるのは、寂しいし、
お金の面も、苦しくなるのも本音です。

子どものためですから、辞める選択もあるのは当然だと思います。
けど、辞めたくない~。やめたら、戻れないし…

佐藤さんのお返事楽しみにしてます
…そんなに、刺激的な内容だったですかネ…(^ー^)

kuku
働いていると、子供を不登校には出来ない…とても違和感があります
。不登校は結果です。
「働いている」ということを言い訳にして、本音は「不登校させたく
ない」のではないでしょうか。学校を休ませると休み癖がついてしま
うという親の不安感から、行き渋る子どもを学校に行かせてしまって
いるのではないでしょうか。
自分の不安を「働いている」という言い訳にしたり、子どものせいに
しないで、自分が不安なのだと認めることが大事なのだと思います。
自分の不安と子どもの不安を分けて考えないと子どもの気持ちが見え
なくなってしまいます。
まず子どもの気持ちを一番に考えましょう。
自分の気持ちが受け止められること、信頼されることで気持ちが落ち
着き、安心できるはずです。
親の不安から仕事を辞めたりしたら、子どもは自分のことで親に迷惑
や心配をかけたと自分を責めるでしょう。安心できるどころか、もっ
と苦しくなってしまいます。
子どもと一緒に休みながら、子どもを預かってくれる所を探したり、
人の手を借りることを模索するなど、やれることはあるはずです。
ワニなつ
isizakiさん。
飛んで火にいるコメント…、
…いや、とっても刺激的なコメント、
ありがとうございます(>_<)

いろいろ書いたのですが、ちょっと長くなりすぎたので、2,3日したら、ブログに入れます。
お楽しみに~~(^・^)
ISHIZAKI
携帯から-朝の通勤中-です

職場の先輩の子供(1年生)が、学校を行き渋っています。
理由は、クラスでプロレスごっこが流行っているけど、体が小さいので、標的にされやすく、また、「嫌だ」とも言えない性格だから、という事です。
今は、先輩が朝、職員室に置いてくるそうです。
子供は先生と一緒に教室に行くそうです。

先輩が
「働いていたら、学校に連れていくしかないでしょ」と、まず、言ったのが印象的でした

働いていると、子供を不登校には出来ない、現実。
また、不登校にもさせられないほど、仕種を続ける意味…
母親が働くには、いろんなジレンマと世間の目があります。

やっぱり、仕種を辞める選択も用意しておかないと駄目なのでしようか (>_<)
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