ワニなつノート

トラウマとフルインクル(その84)



トラウマとフルインクル(その84)


《人のコミュニケーションの9割が非言語的》


ことばの遅れがあるから…。
うまくしゃべれないから…。
ひらがなも読めないから…。
コミュニケーションができない…。
そんなふうに言われて、ふつう学級をあきらめた親たちがいる。

専門家たちは、そういう言葉で親を説得してきた。
言語発達検査や知能検査の数値がどうとか言って…。


だけど、ふつう学級に入ってみると、コミュニケーションできない子はいなかった。

コミュニケーションできない「先生」はいたけど、子ども同士はふつうにコミュニケーションできている姿を、たくさんみてきた。


それは、どういうことだったのか。
「最近の研究」の話を聞いて、納得できた。


         □


【…気遣いや非難、無関心はみな、おおむね表情、声の調子、身体的な動きで伝わる。

最近の研究によると、人のコミュニケーションの最大九割が非言語的な機能が優位な右半球の領域で起こるという。】
(495)


(「身体はトラウマを記録する」ベッセル・ヴァン・デア・コークより)


         □


「この子はことばが遅れています」
「この子は、コミュニケーションができないですね」
「だから、ふつう学級で、みんなと生活することは無理です」


今まで、教員や専門家とよばれる人たちは、本気でそう信じていたんだろうか?

もしかしたら、彼らは「言語的なコミュニケーション」しかできない人たちだったのかもしれない。だから、言葉がなくても「コミュニケーション」している子どもたちを目の当たりにしても、それが理解できなかった…。つまり、彼らは「右半球」に、「遅れ」があったのかもしれない。


ほんとかなぁ (・_・)
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