「子どもの声をきく」の半分は、「子どもの言葉を聞く」。
あとの半分は、子どもの「非言語的な合図をきく」。
□
それは「身体の声」とか「内臓感覚」といわれてきたもの。
むずかしい話じゃない。
「赤ちゃんの声をきく」ときに母親がしていること。
それが苦手な父親は、「ちゃんと言いなさい」「口で言いなさい」となりやすい。
「泣いてたら分からないでしょ」ともいう。
でも子どもが泣いてたら、「泣いている」はちゃんと伝わっている。
それを聞かず、「ちゃんと言葉にすれば聞く」というやり方が、「子どもの声を聞かない」社会の基礎にある。
だから、「言葉」だけで「聞いてはいけないこと」もあると、知っておくのは大事なこと。
「一緒がいいならなぜ分けた」という言葉に応えるために。