ようこそ就学相談会へ2022メモ(その11)
《就学相談会とポリヴェーガル理論 ②》
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「相手にされ理解されていると感じる」神経を、人は生まれながらに持っています。この神経は生まれて一年の間に激増し、青年期まで増え続けます。
生まれた時の能力が社会性を決めるのでなく、人のつながりが社会交流の神経を育てるのです。
この「社会交流の神経」について教えてくれるのが、ポリヴェーガル理論です。
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哺乳類は、みんなで子どもを育て、みんなで生きるために、社会交流の神経を発達させてきました。
「相手にされ理解されていると感じる」神経が必要なのは、「個」で危険に対処できない、弱い生き物だからです。
哺乳類にとっての安全は、つながりがあること、依存しあえることです。
「個」で危険に対処できない、弱い生き物に「相手にされ理解されていると感じる」社会交流の神経が大切。
そうであれば、生物的にも、社会的にも、「弱い」子どもにこそ大切です。障害や病気のある子どもにとってこそ必要なもの。子ども時代にこそ、「つながりの神経」を育てる機会が必要です。
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これって、私たちが「ふつう学級」で目にしてきた子どもたちの「つながりの世界」のことですよね。
大切なのは、「他者の生理学的状態を尊重すること、つまり、他者の感覚の世界は自分とは違うのだということ」を理解しあえる環境です。
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さてと。
まだメモが途中だけど、今日の午後は就学相談会。昨日までの申し込みは11家族(20人)とのこと。
あ、選挙は期日前投票してきたので大丈夫。
では行ってきます。