ワニなつノート

あーちゃんがいく (その2)

あーちゃんがいく (その2)


さて、この新シリーズ、初回放送分の視聴率は好調です(^_^)/~
コメントも一つ到着♪
調子にのってお届けします(o|o)

本当は、春休みの療育についてのブログが面白かったので、
それを紹介したいと思ったのです。

でも、それには、ちょっと前から経過を話さないといけなくなって…。
そのちょっと前が、長くなりそうです…。
(去年も、その前も面白いのですが、それは後々…)


昨日のkawaさんのコメント。
《Haruくんの学校生活も、子どもたちとは、
一日一日お互いに身近になって楽しく過ごしているそうです。
でも、先生や介助員はまだまだどう関わっていいのか
戸惑っているということでした。》

…これを読んで、やっぱりあーちゃんに
活躍してもらわなきゃと思いました。


介助とか親の付き添いが、どういう「意味」なのか。
とくに「学校の中の介助」や学校に親がいること」意味について。
私の30年の知識と経験のすべてを、
8歳のあーちゃんはすでに知っています。

私がここに書いていることや、
相談会でしゃべっていることを聞いたら、
あーちゃんは横目でチラッとわたしをみて、
「にっ」と笑うんだろうなと思います。

あーちゃんには会ったことがないけど、
その表情は夢にみます(>_<)

というわけで、その2。

    □    □    □    □


《1月9日》
始業式の日 ゆうに2年ぶりくらいに一人であちこち雑用に出掛けた。
子供たちは学校。
家を心配して時間を気にしながら出掛けるのではなく、
開放感を全身で感じていた瞬間だった。



この日は給食はなしで下校時間が早かったので、
仕事を片付けるまでの時間はなかった。
家に帰って迎えの時間までゆっくりコーヒーでも飲みながら…
と思ったら、そんな時間はなかった。

子どもが学校へ行っている。
送り出すことの安堵感が心地よかった。
学生から親に戻ったような感覚、なんだか可笑しい。



《1月13日》

《火曜日》
下校の頃には雨が降っていた。
あーさんとてくてく。
傘を差しながら家路へ向かいますが、
あーさんは側溝の雨水の流れが気になって
道草しながらゆっくりゆっくり進みます。

傘も傘の役目を果たしていなくて、
時にはコマになったり、盾になったり。

今日は仕事もそれ程なくて、
あーさんを学校へ送ってすぐに取り掛かって終わらせておいたので
道草にも付き合ってやる余裕があります。

こういうのなんだかいいなぁ。


《水曜日》
入学してから始めての席替えで一番前の席になりました。

私が迎えに行くと、
「先生にもらったの」
「先生に渡したんだよ」
などなど、やり取りがある様子。

続いて「おきゅうちょく食べたの、おともだちと!」と、
今日一日の出来事を話すその誇らしげな顔。

私なんかが付き添いしなくても、
問題なく学校で過ごしていることを思うと、
この1年と9ヶ月はなんだったんだろうと思えます。

本当に受け入れる姿勢を持てば、
私など保護者は現場の教師陣に敵うわけがありません。
一番現場を熟知しているんですから

夕食後にランドセルから教科書やノートを取り出し
鏡に向かって今日の授業のおさらいをしています。

いままでノートに書きなぐることはあっても、
教科書には一切、手を出しませんでした。
見向きもしませんでした。
無関心でした。

そんなあーさんが教科書を開いて
朗読する素振りを見せています。

「今日、そこ勉強したの?」と尋ねると、
にっこりしながら、
「したの」と答えるあーさん。


今まで私は一体何をしていたんだろう。
私はこの子の邪魔しかしていなかったんだな…。
と感じます。
そして学校や教師、そして友達のことも
信頼していなかったのかもしれません。

学校や教育委員会の分厚い壁が
立ち塞がっていると感じていましたが、
親である私もまた娘の学校生活の壁となっていたんですね。
親がでしゃばるところではなかったんだと
深く反省するばかりです。

早く気づいてよかった。
ちょっと学校が楽しくなったようなあーさん。
行動のあちこちに見え隠れしています。
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