11月23日(祝、土)に三田の東京都障害者福祉会館にて泌尿器系ストーマのオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業)が開催されました。
今回の講師はがん研有明病院の藤原遼Dr.と東京慈恵医大病院の江川安紀子 皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)です。
天気も良く多くの方が参加して下さいました。
最初に、藤原遼Dr.の御講演がありました。
藤原先生は膀胱がんやその治療方法、手術支援ロボット「ダヴィンチ」やそれを用いた膀胱がん手術、になどについて動画も交えて詳しく説明してくださいました。
最近は部抗がんに対する化学療法、」免疫療法の進歩が大変著しいということです。
又、ロボット支援手術は医者による手術が容易で、患者の負担も少ないことから大変普及しており、がん研有明病院では膀胱全摘手術の9割がロボット支援手術になっているとのことです。またがん研有明病院では術後の早期体力回復強化プログラムERASが導入されて、術後合併症の減少に効果を上げているとのことでした。
膀胱全摘出時に造成する人工膀胱や代用膀胱(新膀胱)などの術式についても詳しく話してくださいました。
患者にそれぞれの長所短所を十分説明して、適切な尿路変向を選択することが必要とのことでした。
多くの質問が出ましたが、先生は丁寧に答えてくださいました。
休憩の後、江川安紀子先生の御講演がありました。
先生は新人看護師の頃に日本を代表するETナース(現在のWOCN)と出会って
皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)になることを志した経緯や、
ストーマケアの歴史や皮膚保護剤の働き、剥離剤(リムーバー)等について
大変面白い話をしてくださいました。
今ではストーマ装具に必須である皮膚保護剤が導入されたのは今から40年前で、
現在主流になっている「柔らかい凸面型装具」が発売されたのは10年前とのことです。
災害時の備えなどについても大変実用的なお話がありました。
江川先生のお話にも多くの質問があり先生はわかりやすく答えてくださいました。
今回も有意義な講習会になったと思います。
今回の講師はがん研有明病院の藤原遼Dr.と東京慈恵医大病院の江川安紀子 皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)です。
天気も良く多くの方が参加して下さいました。
最初に、藤原遼Dr.の御講演がありました。
藤原先生は膀胱がんやその治療方法、手術支援ロボット「ダヴィンチ」やそれを用いた膀胱がん手術、になどについて動画も交えて詳しく説明してくださいました。
最近は部抗がんに対する化学療法、」免疫療法の進歩が大変著しいということです。
又、ロボット支援手術は医者による手術が容易で、患者の負担も少ないことから大変普及しており、がん研有明病院では膀胱全摘手術の9割がロボット支援手術になっているとのことです。またがん研有明病院では術後の早期体力回復強化プログラムERASが導入されて、術後合併症の減少に効果を上げているとのことでした。
膀胱全摘出時に造成する人工膀胱や代用膀胱(新膀胱)などの術式についても詳しく話してくださいました。
患者にそれぞれの長所短所を十分説明して、適切な尿路変向を選択することが必要とのことでした。
多くの質問が出ましたが、先生は丁寧に答えてくださいました。
休憩の後、江川安紀子先生の御講演がありました。
先生は新人看護師の頃に日本を代表するETナース(現在のWOCN)と出会って
皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)になることを志した経緯や、
ストーマケアの歴史や皮膚保護剤の働き、剥離剤(リムーバー)等について
大変面白い話をしてくださいました。
今ではストーマ装具に必須である皮膚保護剤が導入されたのは今から40年前で、
現在主流になっている「柔らかい凸面型装具」が発売されたのは10年前とのことです。
災害時の備えなどについても大変実用的なお話がありました。
江川先生のお話にも多くの質問があり先生はわかりやすく答えてくださいました。
今回も有意義な講習会になったと思います。