てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ミスジミバエ

2018年10月04日 20時09分17秒 | 日記

 

熟れたカキの実に多数のミスジミバエが来ていた。

 

開花後落花したカラスウリの雄花にはミバエ科のハエであるミスジミバエ Zeugodacus scutellatus (Hendel, 1912) の雌が飛来し、産卵する。
落花した雄花はミバエの幼虫1個体を養うだけの食物量でしかないが、ミスジミバエの1齢幼虫の口鉤(こうこう:ハエの幼虫独特の口器で大顎の変化した1対の鉤状の器官)は非常に鋭く発達しており、
他の雌が産みつけた卵から孵化した1齢幼虫と争って口鉤で刺し殺し、餌を独占する。

等とあるが、そのシーンを見てみたい。