帰り道に見つけたノササゲのさや。
豆果は長さ2~5cmの倒披針形で、種子のところで膨れて数珠状になる。熟すと紫色になり2裂し、中には3~5個の種子が入っている。
種子は黒紫色で白粉をかぶる。花期は8~9月。「野に咲く花」様より。
2012年10月01日 に撮ったノササゲの花。
男性がピンセットを持って樹の幹をジーと見ているところに通りかかった。
何かいるのですか、とお尋ねすると、虫を探しているという。同好の方かと思ったが、それをクモの餌にするのだと言う。
間もなく、「イタイタ」とピンセットでつまんだ、同時に落ちたのが写真の蛾だった。
ヨコツナサシメが襲っていたのだろうと思う。
男性はクモの餌を手に入れ、蛾は命を救われ、私は写真を手に入れたことになる。
蛾の種名は調べ中。
いつもの公園で見つけたサンゴジュハムシ。
交尾しているのも見られた。
鎮(チン)さんの自然観察記~写真録~様には
サンゴジュハムシ(ハムシ科)、体長♀7mm、♂6.5mm、食草はスイカズラ科のサンゴジュやガマズミである。
近縁の種にブチヒゲケブカハムシがいるが①本種よりやや大きいこと(体長7.2~8.2mm)②触角の第3節が第2節の2倍(本種は1.5倍)③前胸背板中央部の黒紋が後方のみ(本種は前縁まで達する)④小楯板が台形(本種は三角?)などで区別するという。
等とある。
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