桜の幹にいた白い幼虫。
アメリカシロヒトリの幼虫のようだ。
ちなみに、ヒトリとは灯盗りの意味で昔は蠟燭の灯に飛びこんで消したからだという。
仮に、刺されても人体には影響はなく、アレルギー反応を示す人に影響がある程度だが、食害によりサクラなどが衰退すること、何よりも糞で樹木の周囲が汚くなることから駆虫が行われる。
1970年代から80年代にかけ大発生し、養蚕農家などに大きな被害があったが、その後は同様の大発生は減っている。
原因は不明だが鳥類や、寄生性のハチなど、天敵の捕食の対象になったため、大規模な発生が減った可能性がある。
とある。
2015年10月15日に撮った、アメリカシロヒトリの若齢幼虫。
2017年05月17日 に撮った、アメリカシロヒトリの♂。