草払機で草を刈っているとき、突然ハラアカハキリヤドリバチが地面に止まった。
ハハーンとピント来たので急いでカメラを持ってきた。
というのはオオハキリバチが建物の出窓部分の穴に入るのを見ていたからだ。
このハラアカハキリヤドリバチはオオハキリバチが幼虫の食物として用意した花粉団子の上に生み付けていた卵を食べて、その後へ自分の卵を産みつける。
ハラアカヤドリハキリバチは、このようにして卵を差し替えることによって、オオハキリバチの作った巣を乗っ取ってしまうのである。(労働寄生)。
そうとも知らずオオハキリバチが巣材(泥かヤニ)を運んできた。
オオハキリバチが飛び立つとハラアカハキリヤドリバチが中に入っていったが、しばらく待っても出てこない。