アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

アメトリン

2009年09月23日 | 誕生石
きょう9月23日は 秋分の日 です。

二十四節気のひとつで、
太陽が真東から昇って真西に沈み、
昼と夜の長さがほぼ同じになる日

とされています。

秋のお彼岸の中日でもあるため、
祖先をうやまい、亡くなった人を偲ぶ日
という気持ちも込められています。

お墓参りに行かれた方も、いらっしゃるでしょう。


私は家族と一緒に、霊園へ行ってきました。
ようやく場所が決まったので、区画を見るために、です。

  亡き義父の郷里に、ご先祖さまのお墓があるのですが、
  昨年秋、お墓の近くに住む親戚に、墓守を託しました。

その霊園は、とっても素敵なところ。
とても良い雰囲気で、和やかな空気が流れていて。
ものすごく居心地が良くて、びっくりしました。

これから墓石を建てるので、参考のために、
よそさまのお墓を、じっくり拝見させていただきました。
(ありがとうございました。)

石家さんで、墓石のサンプルを見せてもらいました。
主流が中国産で、ほかは、アフリカ産やスウェーデン産など。
国産の石は、群を抜いて高価です。

墓石は、種類ごとに、
業界共通の記号(番号)がついているんですね。

それぞれの石の名前もあると思うのですが、
外国産のためか、ほとんど出てきませんでした。


こちらの石には、こんな名前がつけられています。


■9月23日の誕生石

   アメトリン (ametrine)
     光と影

 ・英 名ametrine
 ・和 名水晶(すいしょう)
 ・モース硬度
 ・産 地ボリビアなど

アメトリン。
アメシストとシトリンの両方が、1つの結晶の中にある鉱物。

  アメシスト + シトリン = アメトリン

アメシストは紫、シトリンは黄色の水晶です。

石が一緒になるといっても、色が混ざるわけではないので、
1つの石に2つの色がある、いわゆるバイカラーになります。
グラデーションっぽい雰囲気もありますね。

一つで二度おいしい。
そんな石かもしれません。


★パワーストーン効果★
すべての流れが整って、心身共に魅力的になれそうです。
交友関係や金銭の流れも整うので、精神が安定して、
小さな努力でも望みが叶うかもしれません。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月23日の誕生花 : イチイ、他
■9月23日の誕生色 : ジョーンシトロン
■9月23日の誕生果 : ネオ・マスカット

オウルカラー・ジルコン

2009年09月22日 | 誕生石
フクロウを、思い浮かべてみてください。

直接見たことがなくても、
ハッキリした記憶がなくても、
イメージは、浮かんできますよね?

夜行性なので、
実物を見ることは難しいかもしれません。

私の記憶にあるのは、絵本や映画の中のフクロウや
テレビのドキュメンタリー番組で見たフクロウです。

フクロウの置物なども、たくさんありますし、
何かのイメージキャラクターにも使われていたような……。

『ハリー・ポッター』にも、たくさんのフクロウが登場します。
主人公ハリーが飼っているフクロウは白いのですが、
多いのは、灰色や褐色かしら?


フクロウって、何色?


■9月22日の誕生石

   オウルカラー・ジルコン (owl-color zircon)
     純粋

 ・英 名owl-color zircon
 ・和 名風信子石((ふうしんしせき)
 ・モース硬度6.5 - 7.5
 ・産 地ブラジル、スリランカ、ミャンマーなど

オウルカラー・ジルコン。
無色透明のジルコン。

カットによって、
無彩色の濃淡に見えたり、
ほんのり赤褐色が感じられたりします。

石によって、透明から不透明で、
ガラス光沢か金剛光沢、油脂光沢があります。


ジルコンの色は、とても多様です。
中でも無色透明のジルコンには、極上の輝きがあるため、
ダイヤモンドのイミテーションとしても用いられてきました。

12~16世紀の頃、ジルコンの持ち主には、
財と名声と才知をもたらすとされていたそうです。

さらには、いわれのない嫌疑を晴らしてくれる
「無罪の石」とも呼ばれています。

日本で、フクロウは、
厄よけや福をを呼ぶ縁起物、知恵のシンボル、
とされています。


幸運と幸福がいっぱいのオウルカラー・ジルコンは、
ものすごく強力な“ラッキーチャーム”(幸運のお守り)
と言えるのでしょうね。


★パワーストーン効果★
幸せを運んできてくれるとともに、ついてしまった厄を
祓ってくれる効果もあるとされています。
また、体内の毒素を排除する作用も期待できそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月22日の誕生花 : コバンソウ、他
■9月22日の誕生色 : プールジョン
■9月22日の誕生果 : オリーブ

羽毛状模様入りエメラルド

2009年09月21日 | 誕生石
近所のスーパーで買い物をしていたところ、
素敵な女性に声をかけられました。

   20歳前後くらいかな?

彼女は、私のカートの中を指さして、
「コレ、ドコニ アリマシタカ?」
と、私に尋ねます。

   留学生かしら?

彼女が指さしているものを見て、私は、
「レタスですか?」
と、訊いてみると、

うなずく彼女。

私は説明しながら、
レタス売り場の方を指さしました。

ペコリとお辞儀をして、
うれしそうにレタス売り場へ向かう彼女。

   彼女は、レタスを、どうやって食べるのかしら?
   サラダ? それとも?
   ちょっと興味がわきました。

私のカートに入っていたレタスは、
わが家のキッチンで、中華風スープの具になりました。

レタスに火を通すと、色が濃く鮮やかになりますね。
とっても綺麗な緑の野菜です。


そして、とっても綺麗な緑色の石は・・・


■9月21日の誕生石

   羽毛状模様入りエメラルド 
    (emerald with feathery inclusion)
     心の成長

 ・英 名emerald with feathery inclusion
 ・和 名翠玉(すいぎょく)
 ・モース硬度7.5 - 8
 ・産 地コロンビア、ブラジル、ザンビアなど

羽毛状模様入りエメラルド。
石の中に、羽のような模様が見えるエメラルド。

エメラルドは、ベリルの仲間です。

純粋なベリルは無色で、
そこにクロムかバナジウムが入ることにより、
美しい緑色のエメラルドになります。

天然石のエメラルドには、たいてい内包物が入っています。
ただし、中に石灰岩が入っている場合は、
エメラルドの発色をさえぎらないため、「良質」とされています。

石の中に、まるで羽毛が入っているように見えるのが、
羽毛上模様入りエメラルドです。

多分、通常は、
単に「エメラルド」と呼ばれていると思います。

エメラルドという名前の語源は、
サンスクリット語にまでさかのぼるようですね。

そして、古代フランス語では「エスメラルド」と呼ばれて、
「エメラルド」になったのだそうです。


まるでジグゾーパズルのピースが、ぴったり会うように、
スッと心に入ってくるかのようなエメラルド。

エメラルドは、古くから、
ずっと人々を魅了してきました。

クレオパトラも大好きだったエメラルド。
(自分専用の鉱山を持っていたくらい。)

エメラルドにまつわるお話も、たくさんあるようです。

あなただけのエメラルド物語は、ありますか?


★パワーストーン効果★
感情を安定させ、思考力を高めるサポートをしてくれるので、
心身ともにパワーアップすることができそうです。
古来、眼力を研ぎ澄ます効果があるとされてきました。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月21日の誕生花 : イヌサフラン、他
■9月21日の誕生色 : ティーグリーン
■9月21日の誕生果 : さんさ

ブルー・スピネル

2009年09月20日 | 誕生石
きょうは 彼岸の入り ですね。
そして、たまたま、新月 です。

月は、毎日、太ったり、やせたりしています。
最高にやせて、一時的に姿が見えなくなる状態が新月。

月が見えない → 月が消える
 → 現在と未来を隔てる結界が消える

という考え方から、
新月の夜、宇宙にお願いごとを送ると、
願いが叶えられやすくなるとか。

1カ月に1回巡ってくる新月の日に、
目標を立てたり、自分の心を整理してみるのも、いいですね。

こちらは、終日、雲一つない素晴らしいお天気に恵まれたので、
たくさんのお願いごとが、宙(そら)に届いたことでしょう。

そしてまた、天にいる人たちへの想いも、
たくさん届いていることでしょう。

想い、思って、考えることは、
人間の大切な原動力。


青い空、青い地球、そして、青い石・・・


■9月20日の誕生石

   ブルー・スピネル (blue spinel)
     愛の作用

 ・英 名blue spinel
 ・和 名尖晶石(せんしょうせき)
 ・モース硬度
 ・産 地スリランカ、ミャンマー、タンザニアなど

ブルー・スピネル。
鉄分を含み、ややくすんだ青い色のスピネル。

スピネルの基本は、アルミニウムとマグネシウムで、
無色透明な鉱物です。

スピネルの多くは、何らかの不純物が含まれており、
その不純物のおかげで、色のバリエーションが広がります。

スピネルの色は、赤、緑、青、黒など。
ルビーと見まごうばかりの赤いスピネルが、特に有名です。

青いスピネルには、鉄分を含まれています。
まれにコバルトが含まれている場合もあります。


スピネルという名前は、
ラテン語で「トゲ」を意味する spina に由来します。
原石の結晶が、トゲのような形をしていることから。

スピネルは、硬度が十分にあるので、
好きな形に加工することが可能ですから、
どのようなジュエリーにしても大丈夫です。


やや地味な印象があるブルー・スピネル。
ちょっぴり奥ゆかしさが感じられて、その実しっかりしている、
とても安心できる石のように思います。


★パワーストーン効果★
古くから、からだの免疫力を高める効果があるとされています。
新たなエネルギーと思考力を生み出すサポートを期待できそう。
新たな出会いを引き寄せる効果があるとも。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月20日の誕生花 : ローズマリー、他
■9月20日の誕生色 : ライトレモン
■9月20日の誕生果 : ポポー

澄み渡る

2009年09月20日 | 季節の風景
2009年9月20日 午前8時21分 撮影

朝、空を見上げると、雲ひとつない青空。
絵に描いたような秋晴れ。

こういう朝は、時々あるけれど、
たいてい午後になると、雲がやってくる。

でも、きょうは違った。
夕暮れ時まで、ずっと、雲のない空のまま。

首都圏全体が、こんな空だったのかしら?

人間も、植物も、地表の建物も、地面も・・・
みんなで思いっきり深呼吸だ~。



2009年9月20日 午後5時56分 撮影

アラベスク

2009年09月20日 | ピアノ全般
アラベスク。
主に「アラビア風の」と訳されます。

イスラム美術の装飾模様で、
流麗な唐草模様や幾何学模様のこと。
曲線的です。


ピアノで、一番最初に出会う「アラベスク」は、
多分、ブルグミュラーのアラベスク。
「25の練習曲」の第2曲目です。

その次に出会うのは、
ドビュッシーのアラベスク1番でしょうか。
積極的に聴かなくても、どこかで耳にする曲だと思います。

1888~1891年にかけて作曲され、1891年に出版ました。
ドビュッシー自身は「粗悪な作品」と言っていたとか。

ドビュッシーは、シューマンのアラベスクが好きで、
よくピアノで弾いていたんですってね。

   まさか、ドビュッシーとシューマンが
   繋がるとは思ってもいませんでした。


そのシューマンのアラベスクは、
1839年に作曲・出版されています。

ブルグミュラーのアラベスクが、
いつ作曲されたのかがわからないのですが、
どうやら、シューマンのアラベスクが、一番最初らしい。

シューマンのアラベスクは、
「シューマンだなぁ~」って思います。


どの曲も、アラビア風なのね?

ついつい『アラビアン・ナイト』の
「アラジンと魔法のランプ」を思い浮かべてしまいましたが!?

ラピス・ラズリ

2009年09月19日 | 誕生石
日本語では瑠璃色(るりいろ)と呼ばれる
ラピス・ラズリ。

深みのある青には、
青の静かさと、赤の能動性の両方があるとされています。

海や空など自然の青とは少し違う、
人類の知恵や叡知(えいち)のエッセンスが入った色。

ラピス・ラズリに惹かれるのは、
その色の中にある“なにか”かもしれません。


■9月19日の誕生石

   ラピス・ラズリ (lapis lazuli)
     聖徳

 ・英 名lapis lazuli
 ・和 名瑠璃(るり)
 ・モース硬度5 - 5.5
 ・産 地アフガニスタンなど

ラピス・ラズリ。
5000~6000年もの昔から「聖なる石」とされてきた石。

日本でも、昔から「好運のお守り石」とされてきました。

ラピス・ラズリという名称は、
ペルシャ語で「青色」を意味する "lazward"
「石」を意味する "lapis" に由来します。

ペルシャ語に由来する石の名前が、現在も流通していることから、
この石の歴史がうかがえますね。


ラピス・ラズリの青い色。

エジプトのツタンカーメン王のマスクを思い出せますか?
あの黄金と青い色のマスクです。

目のまわりの青い色は、ラピス・ラズリです。
当時のエジプトで、
ラピス・ラズリは金と同じくらいの価値があったそうです。

仏教で七宝の一つとされる瑠璃も、ラピス・ラズリですね。

日本は奈良県にある正倉院に、
ラピス・ラズリの装身具が納められているとか。

   検索してみたのですが、該当する装身具に行き当たらず、
   ウラがとれていませんが。。m(_ _)m


16世紀のヨーロッパで、
ラピス・ラズリは ウルトラマリーン と呼ばれていました。

ミケランジェロ作『最後の審判』の背景の青い色は、
ラピス・ラズリの顔料で描かれているそうです。
当時、ラピス・ラズリの顔料は、“最上の青”でした。


深い青色のラピス・ラズリ。
その色の奥には、ラピス・ラズリに寄せた
人々の歴史まで込められているのかもしれませんね。


★パワーストーン効果★
宇宙の叡知を表す石。知性が洗練され、直感力が高まり、
眠っている潜在能力を引き出してくれるかもしれません。
災いから身を守り、幸運を呼び寄せることもできそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月19日の誕生花 : ツリフネソウ、他
■9月19日の誕生色 : ライラックヘイジー
■9月19日の誕生果 : 津 軽

栗のお菓子

2009年09月19日 | 
秋ですね~♪
ぎんなんの実が地面にたくさん転がって、
独特な風情を感じる今日この頃。

ぎんなんは、お菓子にはできないのかな?

木の実の王様は、やっぱり栗でしょうか。
2009年9月19日付「NIKKEI プラス1」に、
「みんなで食べたい栗菓子」という記事がありました。


「プラス1」のランキングそのままに、
それぞれのホームページや関連ウェブページを調べてみました♪

 1位 栗きんとん
     すや (岐阜県中津川市)

 2位 栗鹿ノ子
     小布施堂 (長野県小布施町)

 3位 栗まろ
     鶴屋吉信 (京都市)

 4位 西木木 (さいぎぼく)
     たねや (滋賀県近江八幡市)

 5位 くりきんとん
     叶匠壽庵 (滋賀県大津市)

 6位 栗のプリン
     モロゾフ (兵庫県神戸市)
     (秋限定「栗のプリン」が見つかりませんでした。。汗)

 7位 月よみ山路 栗むし羊羹
     松葉屋 (石川県小松市)

 8位 栗のテリーヌ
     足立音衛門 (京都府福知山市)

 9位 栗蒸羊羹
     とらや (東京都港区)

10位 アルテナ
     ケーニヒス・クローネ (兵庫県神戸市)


これ以外にも、おいしい栗のお菓子は
世の中にた~くさんありますね♪

栗を蒸したり、茹でたりして、そのままいただくのも、
秋ならではの贅沢。

今年も、おいしい栗が食べられますように。(^^)

マンダリン・ガーネット

2009年09月18日 | 誕生石
こちらのスーパーでは、ミカンが店頭に並ぶようになりました。
まだ青いミカンです。
(多分、極早生温州(ゴクワセウンシュウ)でしょう。)

嬉しいのが、バラ売り♪

   “バラの花売り”では、ありませんよ~、念のため。
   (^_-)☆

1コでも買える!
・・・ということで、2コ買いました。

見かけと同じで、青くれフレッシュな味でした。


ところで、欧米のオレンジに対して、アジアのミカンは、
「マンダリン」と「タンジェリン」と呼ばれています。

お馴染みの温州蜜柑(ウンシュウミカン)やポンカンは、
マンダリンですね。

インド原産で、中国を経由して日本に入ってきたミカンが、
マンダリンと呼ばれるようです。

   マンダリンとは、清朝中国の官吏のこと。
   (身につけていた衣服のの色から、そう呼ばれています。)

そして、インドから中東を経て地中海へ渡ったミカンが、
タンジェリン。

   タンジェリンとは、タンジール人(モロッコ人)のこと。


そのような経緯をふまえた言葉からイメージすると、
マンダリンの方が、よりアジアン・テイスト?


■9月18日の誕生石

   マンダリン・ガーネット (mandarin garnet)
     裕福

 ・英 名mandarin garnet
 ・和 名満礬柘榴石(まんばんざくろいし)
 ・モース硬度
 ・産 地ナミビア

マンダリン・ガーネット。
スペサルティン と呼ばれるガーネットで、
どこまでもミカン色した石。

ミカン色は、マンガンによるもの。
鉄の含有量が増えると、色が赤に近づいていきます。

アフリカ大陸の南西部に位置する国・ナミビアで産出される
ミカン色したガーネットのみを、
マンダリン・ガーネットと呼ぶのだそうです。

ガーネットのたぐいは、原石の状態でも、
まるでカット研磨されたように、ピカピカと光沢があり綺麗。


ミカン色は、ハッキリとした色であるにもかかわらず、
やわらかさと、適度な明るさを感じられる色。

虹の2番目に位置する色でもありますね。
赤色ほど強くなく、黄色ほど明るくない色。


透明な輝きのあるマンダリン・ガーネットを見ているだけで、
心まで、みずみずしくジューシーになれそうです。


★パワーストーン効果★
免疫力が強化され、全身に活力がみなぎり、
エネルギー不足の解消に役立ちそうです。
“実り”や“収穫”にも、効果があるかもしれません。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■9月18日の誕生花 : ホウセンカ、他
■9月18日の誕生色 : パウダーブルー
■9月18日の誕生果 : 甲州三尺