テレビで「3年B組金八先生」の名場面をやっていた。
武田鉄矢さんが子供たちに全力でぶつかっていく姿を見て感激しますよね。
「歩く」という字は「少し」「止まる」と書きます。急がなくていい一歩一歩しっかり進んでください。
何をやるにも全力突き進んでいくと疲れるし、壁にぶつかると悩みばかり感じるようになりますよね。歩みを進めていても、時々歩みを止めて周りを見回すゆとりがあると、壁が避けてくれるかもしれない。
やっぱり、自分の歩む力を理解して一歩一歩しっかり進んでいくことなんですね。長い人生、ちょっとくらい長い休憩になってもいいじゃないですか!!
「生きる」というのは人に何かをもらうこと、「生きていく」というのはそれを返していくことなんです。
自分が生を受けて一人前になるまでは、家族や自分が触れ合って来た多くの人からたくさんのものを頂いてきた。一人前になってからいったいどれだけのものを返してこれただろうか? 自分の人生が続く限り、これまでいただいてきたものを多くの皆さんに返していかなければならないんでしょうね。
道はいくらでもある。でもな、逃げ出せば、道は1つしかない。逃げ道という道だ。
そうなんですよ!! 何かの壁にぶつかったとき、嫌なものに遭遇したときついつい避けたくなりますよね。俺も嫌なことがあったり出来ないことがあったりすると逃げてきたのかもしれない。でも、それではいつまでも解決しないしわだかまりが残るんですよね。やっはり逃げないでどうすれば解決の道にたどり着けるのか、いろんな道を模索さなければならないんですよ。
2本の棒が支えあって初めて人という字になる。人こそが地球、世界、社会を支える一つの単位である。
人は一人では生きていけない。いろんな人が支えあって初めて生きていけるのだと思う。震災以降、いろいろな人から支えて頂いただきました。その支えがなければどうなっていたかわかりません。いや、震災前も支えて頂いたから生きてこれたんだと思う。
世の中には、人に感銘を与える「名言」という心に残る言葉が多くありますが、子供たちと真剣に付き合い必死に語りかける姿を見て、自分には無い素晴らしいものを感じました。
久し振りにテレビを見て感激してしまいました。