霊山に登って紅彩館で風呂に入って来ようと思い立ち出発した。
県道川俣線を福島方面に進み飯館村から県道31号を通り霊山に向かった。
途中、佐須地区を通るといつも見る「虎捕山鎮座 山津見神社」の石碑が気になってしまった。
今年の4月1日に火災が発生し、誰も住んでいない飯館村をパトロールする人が発見し通報したが、すでに遅く社殿と宮司宅が全焼したのである。
その火災では神社を守るために宿泊していた宮司の奥さんが亡くなられました。
原発事故が無ければ助かっていたかもしれない痛ましい事でした。
火災の数日後に福島からの帰りに寄って見ましたが、それから来ることが無かったので急遽予定を変更し「虎捕山」に登ることにしました。
駐車場に車を止め、参道を進みます。
毎年例大祭には多くの参拝客が訪れている神社でした。
この参道の両脇には村の人たちが店を出してにぎわっていたのですが残念ですね。
参道の先には写真のような光景が広がっていたはずですが、
今は残念ながら手水舎と狛犬だけになってます。
火災から数日後に行ったときには焼け残った残骸を業者の人が片づけてました。
ちょうど禰宜の方が掃除をしていたので話をしました。
今は、仮設の社務所に常駐しているそうです。
ご祈祷は下の写真の唯一残った車の祈祷所で行っているようです。
社殿の跡地はきれいに整備され、ロープで印がついていました。
社殿の建設が始まるのだそうです。
秋の例大祭までに完成することを願っているそうですが、今の状況ではどうなることかと不安がってました。
秋には立派な社殿ができて多くの参拝客でにぎわうこと期待したいですね。
我が家でも毎年お札を頂いてきてましたので早く立ち直るのを願いたいです。
本殿は虎捕山山頂にあるので焼失から免れているので参拝できます。
いよいよ本殿に向けて出発します。
続きます。