遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

グレース・ケリー展

2017-04-30 16:33:32 | 映画
平成29年4月30日(日)

グレース・ケリー展に出掛ける


ジェーアール名古屋高島屋10階特設会場に於いて
「グレース・ケリー展」が開催されており、その
最終日(4月25日)にカミさんと出掛けました。

満員の会場に入ると、殆どが中年以上の女性客です。
お目当ては、グレース・ケリーの衣裳の様です。

入口を進むと、彼女の生い立ちと出演した映画の紹介
パネルが展示されて居ます。

直ぐに目にするのが、オスカーのトロフィーです。
1954年の映画「喝采」で、ビング・クロスビー扮する
往年のミュージカルスターの妻に扮し、、、、、
一人息子を亡くして酒浸りになり、自殺未遂を繰返す
女性を見事に演じ、アカデミー主演女優賞を獲得。
映画についてのコーナーはほんの僅かで、展示会場の
殆どは、彼女の煌びやかな衣装の数々です。

1956年にモナコのレーニエ大公と結婚、その時の
ウエデイング衣裳を始め、映画や社交界で披露した
衣裳は、正に彼女のファッションショーでした。

単なる映画ファンの私には、何とも物足りず、、、
そこそこに退場しました。

グレースケリー(1929年 ~ 1982年)

ペンシルベニア州、フィラデルフィア出身、

煉瓦職人だった父親は1920年のアントワープ
オリンピックのボート競技で金メダル2個、続く
1924年パリのオリンピックで金を採り、一躍
有名となり、後に煉瓦製造会社を設立、億万長者と
なる。 母親はドイツ系の元モデル。
グレース・ケリーはハイスクール卒業後ニューヨーク
でモデルをしながら演技を学び、ブロード・ウエイ
デビュー。1951年ハリウッドからの誘いで映画へ、

真昼の決闘

1952年「真昼の決闘」でゲーリー・クーパーの
相手役。 その後、アルフレッド・ヒチコックの
お気に入りとなり「裏窓」「泥棒成金」等に出演。

裏窓

泥棒成金
1955年「喝采」で、アカデミー主演女優賞を獲得。
1956年、カンヌ映画祭でモナコのレーニエ大公と
知合い、同年の「上流社会」を最後に引退し、
結婚、モナコ王妃となる。1男2女
1982年、自らの運転する自動車事故で死亡。



上流社会


享年52歳。

今日の1句

貴婦人の衣裳眺むる暮の春      ヤギ爺



久しぶりにグレース・ケリーの名を目にし、
次回は、彼女の映画について紹介します。