令和元年9月8日(日)
蛍草、菜々の剣
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/81/4f72da5deb8df45fe36ecbea9463b123.jpg)
NHKBS時代劇 : 葉室 麟 原作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6d/608f08ffb8ec7454b5a06fed61f514bd.jpg)
父が無念の死を遂げ、家断絶、母親の郷で暮らす
16歳の菜々は、身分を隠し風早家に女中奉公する。
主の風早市之進は鏑木藩の上士、妻女と二人の子、
下男との平穏な暮らしの中、妻女の病死と、藩の不正
を暴かんとする市之進は同役等の陰謀で投獄、、、
次々と起きる不運の中、菜々は二人の幼子を連れて
屋敷を出される、、、、。
キャスト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c6/2e0964fea909d604f5717001bd68182a.jpg)
安坂 菜々 : 清原 果耶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1a/15eb73e2e8bdb0e301b0bc37552545d8.jpg)
風早 市之進 : 町田 啓太
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b2/cfa7a5080859f62f0cb713ba81bce42b.jpg)
佐知 : 谷村 美月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/dd/5b8b49f47af3b1c2e88435a211ac7ce5.jpg)
正助 : 山下 心煌
とよ : 田中 乃愛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c4/d19407597b72ad56a73ada4f9aa4e3f4.jpg)
再婚相手 雪江 : 南沢 奈央
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e7/dec3f9a9a709e435e5d1e0a0a098a725.jpg)
轟 平九郎 : 北村 有起哉
日向屋孫右衛門 : 本田 博太郎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/2f/81ff9834125b9c2767af7ee669014ee5.jpg)
壇浦 五兵衛 : 松尾 諭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a6/3a51e4105aa158d7bb483a29a68eb1ce.jpg)
質屋女主人お舟 : 濱田 マリ
椎上 節斎 : 石橋 蓮司
涌田の権蔵 : 宇梶 剛士
柚木 弥左衛門 : イッセー緒方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d9/a553843d1dac261486a3312fff478c17.jpg)
鏑木 勝重(前藩主): 中原 丈雄
勝豊(藩主) : 中山 麻聖
ストーリー
16歳となった、菜々は身分を隠し、百姓の娘
として、風早家へ女中奉公をした。
鏑木藩上士の主、市之進と妻女の佐知、嫡男の
正助(4歳)、妹とよ(3歳)と下男の甚兵衛
の暮らしはとても平穏で、皆それぞれが優しく
失敗続きの菜々を大事に扱ってくれる、、、。
菜々の父親は同役であった、轟平九郎に騙され
在らぬ濡れ衣を哉されて切腹させられ、家断絶
止むなく母の実家で暮らす、その母も病死する
間際に、平九郎への恨みを言い残し、短刀を
菜々に手渡した、、、、。
菜々は月に一度、母の郷へ野菜を貰いに出かけ
その帰り道で、空腹に倒れる浪人者を助け、、
近くの茶店で、ナケナシの金子で団子(60本)
を食べさせてやる。(その後その浪人は藩の剣術
師範として迎えられる事となる。)
或る日、風早家を訪ねて来た武士の顔をみて、
父の仇の轟平九郎と知り、菜々は驚愕する。
市之進は、藩内に於いて、豪商の日向屋が江戸屋
敷へ金子を用立てる不正が在ると、国家老、目付
や轟平九郎の面前で直訴するが、、、退けられる。
そんな頃、病弱な妻女の佐知が寝込み、医師から
労咳であると宣告され、高価な高麗人参をと、、
市之進は家宝の茶碗を菜々に渡し「これを質に入
れ金子を調達して欲しい」と、、
質屋の女主人お舟に交渉し、薬を手にする。
容体が良くなった頃、子等の姿が見えず、雨中を
探索するうち、再発し高熱を出し、帰らぬ人となる。
死の間際に菜々を呼び、「主と子等を頼む、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d1/5b55013f00de697d309dd5fedc9dda1a.jpg)
佐知の残した蛍草の押し花を手に、、、
或る夜、市之進の同輩の4人が轟平九郎を待伏せ
るが、返り討ちに会う。手傷を負わされた一人、
桂木仙之助は、平九郎に脅され「闇討ちは市之進
の指図によるもの
との口書を提出させられ、市之進は投獄される。
数日後、菜々と子供達は家を追い出され、、、
止むなく質屋のお舟を頼り、あばら屋を借り受て
住まう。裏手に住む椎上節斎(死神先生)は子等に
儒学を教えて居り、菜々は昼間、子等を彼に預け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ab/2bb98fc64d889e415ca2d6b88fbd6fce.jpg)
お舟に大八車を借りて、母の実家から野菜を仕入れ
売り歩く、、、 やっと客が付いた頃、地場の権三
親分が子分を引き連れ、「所場代を払え」と脅す。
出て来た幼女のとよが権三に小石をぶつけると、
権三は急に大人しくなる(権三は流行り病で亡く
した、とよと同い年の娘を思い出し、とよに重ね)
明くる日権三は、大工、左官を連れて来て荒家の
修理をし、「昨日は済まなかった」と謝った。
菜々は母の家から遺品を取寄せ、父の荷の中から
平九郎の悪だくみの証を見つける。
聞きつけた、平九郎が訪い、証を出せと脅し、、
目の前でその書面を焼いた。(実はその写しを
死神先生に書いて貰い、保管してあった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1e/0a3ab4d5bbdb0890aa45edd0c6abc510.jpg)
捕獲された市之進は、江戸送りをされる、、
途中、囚人等が城下に判れを告げる為「一本松の
ある場所」で、菜々は市之進の籠が止まるのを
待ち、佐知の好んだ「月草の和歌」を大声で詠い
市之進がそれに気つき、目線で別れを告げた。
そんな頃、市之進の再婚相手であった雪江が訪れ
嫌がる子供達を「私が育てます」と無理やりに
連れ出していった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5d/75981276d52af5b7cc465b32b8dcd1f8.jpg)
「市之進自ら罪を認めれば、死罪を免ぜよう」と
雪江を騙し、菜々を説得させ、菜々は動揺するが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bb/cee3aa750872e9cf08e896591e115720.jpg)
市之進の命が助かると信じ、涙ながらに了承した。
後日、師範の壇浦五兵衛が菜々を訪れ、「市之進
は出獄出来ない」と告げられる、、悲嘆にくれる
菜々は、雪江に自己談判するが、雪江は騙された
と悟るが、、、 帰路、新藩主のお国入りの際に
御前試合が催される事を知り、五兵衛に「御前
試合の後、私の仇討ちの許可をお願いして下さい」
と頼む。藩主らは反対するが、日向屋と前藩主が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/05/70de72d101db7b11c79c90eb54c965a6.jpg)
「帰り討ちにすれば何もかも消える」と賛意
を示す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/19/866052f34b57d0ab44b7381309e54076.jpg)
菜々の周りの善意の仲間達は心配するが、決死
の覚悟の菜々は五兵衛に真剣での指導を願う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/73/b0b25a516779ab2ccba70affcbb91330.jpg)
五兵衛は「真剣は命を捨てる覚悟、技よりも気
の充実を、、」と指導が始まる、、、。
仲間が心配する中、御前試合の当日が来た、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d4/979cc1b5a059e28902fa7277d946444d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b8/5c807ceffe98834f1a84b1cbea28b5a6.jpg)
仇討ちが始まり、菜々は2度3度と打ち込むが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/10/aed30f270255e484fee3c98e15f44cc2.jpg)
軽くあしらわれ、平九郎は「遊びはもう終わり
だ」と、菜々の剣を弾き飛ばし、、、ひるむ
菜々の頭上に真剣が、、この時、必死の菜々は
形見の短刀を取り、剣を受け止める、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3b/578352872969637c9505c4d78511e20c.jpg)
懸命に押し返し、一瞬のスキを見て菜々は懐の
父の証書を手に、新藩主に走る、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/5b/fab3027e2eb6d9dd968687af9d9a974f.jpg)
直ぐに取り押さえられるが、国家老の柚木弥左
衛門が証書を取り、新藩主鏑木勝豊に手渡す。
「殿、何卒御目通りを、、、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9a/c669e6a43475d8c219bad0bd5aff4a73.jpg)
前藩主の勝重は「無礼者」と、 然し勝豊は
「藩主は私で在る」とこれを一喝、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/71/e0e675e6d2575b17b0128eca0e8c1046.jpg)
菜々に「必ず吟味いたす、、」と約束した。
一か月後、轟平九郎は切腹となった。
何故か一言も弁明しなかった。 幼い頃に
孤児だった自分を育ててくれた日向屋への
恩義を胸に秘めたまま、、、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/79/dac3bc44b55e8cda3ca02e1c18f7008a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/96/6eb3f0931f8694afc54812af784794e3.jpg)
菜々は、お舟等の慰留を断り、家を出る事に
お舟は「いつでも戻っておいで、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b9/2ff2bcbb2c8f5a307a15632fe06015ed.jpg)
太鼓橋を渡ると、後方から子供等の声が、、、
正助ととよが走って来る、、、、、。
その後ろから市之進が現れ、 「長い間苦労
かけた、、亦、一緒に暮らそう、妻として」
戸惑いつつも、菜々は笑顔がこぼれる、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/38/a8a331dfaf41a4e1997434ffb3e47f07.jpg)
不幸が続く菜々の周りは、不思議と善意在る
仲間が次々現れ、助けてくれる、庶民の温もり
今の世の中、何かが足りませんネ、、、
今日の1句
蛍草群るる小径の温もりて ヤギ爺
蛍草、菜々の剣
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/81/4f72da5deb8df45fe36ecbea9463b123.jpg)
NHKBS時代劇 : 葉室 麟 原作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6d/608f08ffb8ec7454b5a06fed61f514bd.jpg)
父が無念の死を遂げ、家断絶、母親の郷で暮らす
16歳の菜々は、身分を隠し風早家に女中奉公する。
主の風早市之進は鏑木藩の上士、妻女と二人の子、
下男との平穏な暮らしの中、妻女の病死と、藩の不正
を暴かんとする市之進は同役等の陰謀で投獄、、、
次々と起きる不運の中、菜々は二人の幼子を連れて
屋敷を出される、、、、。
キャスト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c6/2e0964fea909d604f5717001bd68182a.jpg)
安坂 菜々 : 清原 果耶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1a/15eb73e2e8bdb0e301b0bc37552545d8.jpg)
風早 市之進 : 町田 啓太
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b2/cfa7a5080859f62f0cb713ba81bce42b.jpg)
佐知 : 谷村 美月
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/dd/5b8b49f47af3b1c2e88435a211ac7ce5.jpg)
正助 : 山下 心煌
とよ : 田中 乃愛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c4/d19407597b72ad56a73ada4f9aa4e3f4.jpg)
再婚相手 雪江 : 南沢 奈央
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e7/dec3f9a9a709e435e5d1e0a0a098a725.jpg)
轟 平九郎 : 北村 有起哉
日向屋孫右衛門 : 本田 博太郎
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/2f/81ff9834125b9c2767af7ee669014ee5.jpg)
壇浦 五兵衛 : 松尾 諭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a6/3a51e4105aa158d7bb483a29a68eb1ce.jpg)
質屋女主人お舟 : 濱田 マリ
椎上 節斎 : 石橋 蓮司
涌田の権蔵 : 宇梶 剛士
柚木 弥左衛門 : イッセー緒方
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d9/a553843d1dac261486a3312fff478c17.jpg)
鏑木 勝重(前藩主): 中原 丈雄
勝豊(藩主) : 中山 麻聖
ストーリー
16歳となった、菜々は身分を隠し、百姓の娘
として、風早家へ女中奉公をした。
鏑木藩上士の主、市之進と妻女の佐知、嫡男の
正助(4歳)、妹とよ(3歳)と下男の甚兵衛
の暮らしはとても平穏で、皆それぞれが優しく
失敗続きの菜々を大事に扱ってくれる、、、。
菜々の父親は同役であった、轟平九郎に騙され
在らぬ濡れ衣を哉されて切腹させられ、家断絶
止むなく母の実家で暮らす、その母も病死する
間際に、平九郎への恨みを言い残し、短刀を
菜々に手渡した、、、、。
菜々は月に一度、母の郷へ野菜を貰いに出かけ
その帰り道で、空腹に倒れる浪人者を助け、、
近くの茶店で、ナケナシの金子で団子(60本)
を食べさせてやる。(その後その浪人は藩の剣術
師範として迎えられる事となる。)
或る日、風早家を訪ねて来た武士の顔をみて、
父の仇の轟平九郎と知り、菜々は驚愕する。
市之進は、藩内に於いて、豪商の日向屋が江戸屋
敷へ金子を用立てる不正が在ると、国家老、目付
や轟平九郎の面前で直訴するが、、、退けられる。
そんな頃、病弱な妻女の佐知が寝込み、医師から
労咳であると宣告され、高価な高麗人参をと、、
市之進は家宝の茶碗を菜々に渡し「これを質に入
れ金子を調達して欲しい」と、、
質屋の女主人お舟に交渉し、薬を手にする。
容体が良くなった頃、子等の姿が見えず、雨中を
探索するうち、再発し高熱を出し、帰らぬ人となる。
死の間際に菜々を呼び、「主と子等を頼む、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d1/5b55013f00de697d309dd5fedc9dda1a.jpg)
佐知の残した蛍草の押し花を手に、、、
或る夜、市之進の同輩の4人が轟平九郎を待伏せ
るが、返り討ちに会う。手傷を負わされた一人、
桂木仙之助は、平九郎に脅され「闇討ちは市之進
の指図によるもの
との口書を提出させられ、市之進は投獄される。
数日後、菜々と子供達は家を追い出され、、、
止むなく質屋のお舟を頼り、あばら屋を借り受て
住まう。裏手に住む椎上節斎(死神先生)は子等に
儒学を教えて居り、菜々は昼間、子等を彼に預け、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ab/2bb98fc64d889e415ca2d6b88fbd6fce.jpg)
お舟に大八車を借りて、母の実家から野菜を仕入れ
売り歩く、、、 やっと客が付いた頃、地場の権三
親分が子分を引き連れ、「所場代を払え」と脅す。
出て来た幼女のとよが権三に小石をぶつけると、
権三は急に大人しくなる(権三は流行り病で亡く
した、とよと同い年の娘を思い出し、とよに重ね)
明くる日権三は、大工、左官を連れて来て荒家の
修理をし、「昨日は済まなかった」と謝った。
菜々は母の家から遺品を取寄せ、父の荷の中から
平九郎の悪だくみの証を見つける。
聞きつけた、平九郎が訪い、証を出せと脅し、、
目の前でその書面を焼いた。(実はその写しを
死神先生に書いて貰い、保管してあった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1e/0a3ab4d5bbdb0890aa45edd0c6abc510.jpg)
捕獲された市之進は、江戸送りをされる、、
途中、囚人等が城下に判れを告げる為「一本松の
ある場所」で、菜々は市之進の籠が止まるのを
待ち、佐知の好んだ「月草の和歌」を大声で詠い
市之進がそれに気つき、目線で別れを告げた。
そんな頃、市之進の再婚相手であった雪江が訪れ
嫌がる子供達を「私が育てます」と無理やりに
連れ出していった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5d/75981276d52af5b7cc465b32b8dcd1f8.jpg)
「市之進自ら罪を認めれば、死罪を免ぜよう」と
雪江を騙し、菜々を説得させ、菜々は動揺するが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bb/cee3aa750872e9cf08e896591e115720.jpg)
市之進の命が助かると信じ、涙ながらに了承した。
後日、師範の壇浦五兵衛が菜々を訪れ、「市之進
は出獄出来ない」と告げられる、、悲嘆にくれる
菜々は、雪江に自己談判するが、雪江は騙された
と悟るが、、、 帰路、新藩主のお国入りの際に
御前試合が催される事を知り、五兵衛に「御前
試合の後、私の仇討ちの許可をお願いして下さい」
と頼む。藩主らは反対するが、日向屋と前藩主が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/05/70de72d101db7b11c79c90eb54c965a6.jpg)
「帰り討ちにすれば何もかも消える」と賛意
を示す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/19/866052f34b57d0ab44b7381309e54076.jpg)
菜々の周りの善意の仲間達は心配するが、決死
の覚悟の菜々は五兵衛に真剣での指導を願う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/73/b0b25a516779ab2ccba70affcbb91330.jpg)
五兵衛は「真剣は命を捨てる覚悟、技よりも気
の充実を、、」と指導が始まる、、、。
仲間が心配する中、御前試合の当日が来た、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d4/979cc1b5a059e28902fa7277d946444d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/b8/5c807ceffe98834f1a84b1cbea28b5a6.jpg)
仇討ちが始まり、菜々は2度3度と打ち込むが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/10/aed30f270255e484fee3c98e15f44cc2.jpg)
軽くあしらわれ、平九郎は「遊びはもう終わり
だ」と、菜々の剣を弾き飛ばし、、、ひるむ
菜々の頭上に真剣が、、この時、必死の菜々は
形見の短刀を取り、剣を受け止める、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3b/578352872969637c9505c4d78511e20c.jpg)
懸命に押し返し、一瞬のスキを見て菜々は懐の
父の証書を手に、新藩主に走る、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/5b/fab3027e2eb6d9dd968687af9d9a974f.jpg)
直ぐに取り押さえられるが、国家老の柚木弥左
衛門が証書を取り、新藩主鏑木勝豊に手渡す。
「殿、何卒御目通りを、、、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9a/c669e6a43475d8c219bad0bd5aff4a73.jpg)
前藩主の勝重は「無礼者」と、 然し勝豊は
「藩主は私で在る」とこれを一喝、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/71/e0e675e6d2575b17b0128eca0e8c1046.jpg)
菜々に「必ず吟味いたす、、」と約束した。
一か月後、轟平九郎は切腹となった。
何故か一言も弁明しなかった。 幼い頃に
孤児だった自分を育ててくれた日向屋への
恩義を胸に秘めたまま、、、、。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/79/dac3bc44b55e8cda3ca02e1c18f7008a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/96/6eb3f0931f8694afc54812af784794e3.jpg)
菜々は、お舟等の慰留を断り、家を出る事に
お舟は「いつでも戻っておいで、、、」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b9/2ff2bcbb2c8f5a307a15632fe06015ed.jpg)
太鼓橋を渡ると、後方から子供等の声が、、、
正助ととよが走って来る、、、、、。
その後ろから市之進が現れ、 「長い間苦労
かけた、、亦、一緒に暮らそう、妻として」
戸惑いつつも、菜々は笑顔がこぼれる、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/38/a8a331dfaf41a4e1997434ffb3e47f07.jpg)
不幸が続く菜々の周りは、不思議と善意在る
仲間が次々現れ、助けてくれる、庶民の温もり
今の世の中、何かが足りませんネ、、、
今日の1句
蛍草群るる小径の温もりて ヤギ爺