令和4年8月16日(火)
梨 : 長十郎、二十世紀、有の実
バラ科の落葉低木、日本の中部以南及び中国大陸に自生
する原種から、それぞれ果樹として品種改良された。
4月頃、葉とともに桜によく似たやや大きめの白い花を
付ける。果実は大型の球形で、外皮に小さな斑点がある。
大別して「長十郎」に代表される赤梨と、「二十世紀」
に代表される青梨が在る。
長十郎、
二十世紀、
赤梨は外皮の斑点が鮮明で、外皮も実も硬めである。
対して青梨の二十世紀の皮は薄く、水分も多く甘味や
芳香がある。
昭和30年代頃になると甘味の強い新水・幸水・豊水等
新種の栽培が多く目立つ様になった。
幸水、
近年、子供の頭ほどある大きな「愛宕」が開発されて、
年末の贈答品として出廻るようになった。
愛宕とリンゴ、
洋ナシは芳香がすぐれ甘味もあるが、水分が少なく梨の
「サクサク感」に乏しく、ムース等加工品に人気がある。
今朝の新聞に、愛知県と国が共同開発した新品種「あい
みずき」が,名古屋市内のデパートで紹介された。
愛知県が2018年迄の間、13年をかけて開発された
「瑞月」のうちの一つ。
糖度が12度以上で「水分が多く甘さが際立っている」と
紹介された。県内で多く栽培される「幸水」と「豊水」の
収穫時期の合間の8月中旬から下旬に収穫されるとの事。
今年の出荷量は数量が限られ、本格的に出荷が始まるのは
2025年頃となる。
今年の販売は、市内のデパートでも数量限定で、今月末頃
の販売予定とのこと。
因みに今回販売価格は、1セット(2個入り)1058円。
梨が届いた。(毎年農家より定期的に発注しているもの)
開梱すると、部屋中にとても甘い香りが、、、、、
早速いただく、昔のように丸かじりとはいかぬ、、、
年老いた歯には、梨も歯がたたぬ、、、、「甘ーい」
カミさんは「長十郎」の赤梨が良いという。
私はやはり歯が、、二十世紀の青梨派か、、、、
今日の1句
味自慢赤梨青梨共白髪 ヤギ爺