遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

小さな木の実

2019-10-22 16:08:10 | 日記
令和元年10月22日(火)

小さな木の実


今日10月22日は、「即位礼正殿の儀」の日
会社、学校等は休日
街は静まり、車も殆ど走らず、静かな朝を迎えた。
昨夜から降り続いた雨も上がり、薄日が射す。
公園では知らぬ間に、紅葉が始まった様で、、、
TVは、早くも即位礼の特番が流れる。
東京は生憎の雨模様、時折激しく雨が舗道を打つ、
午後一時頃、儀式が始まる頃には雨が上がるか?
名古屋は既に(9時)雨が上がっているが、、。


公園を覗いて見ると、水溜まりに濡れ落ち葉が、
これから、亦落ち葉かきが忙しくなる。
落ち葉の間に、団栗が覗いていた。

暫く眺め歩くと、色々な小さな実が落ちている。
子供の頃、団栗を一杯拾い、ポケットを膨らませ
て、、、、、。 懐かしい思い出である。

ドングリ


楠の実


多羅葉の実


はなみずきの実


最近、歌声サロンに出かけていないが、、、
秋になると、必ずこの歌がリクエストされ、、、
郷愁を誘う、このメロデイが大好きである。


小さな木の実

ジョルジュ・ビゼー作の「美しいバースの娘」
セレナーデより、
作詞:海野 洋司、 編曲:石川 晧也


小さな手のひらに ひとつ
古ぼけた木の実 にぎりしめ
小さなあしあとが ひとつ
草原の中を 駆けぬけ
パパとふたりで 拾った
大切な木の実 にぎりしめ
ことしまた 秋の丘を
少年はひとり 駆けてゆく

小さな心に いつでも
しあわせな秋は あふれてる
風とよく晴れた 空と
あたたかいパパの 思い出と
坊や強く 生きるんだ
広いこの世界 お前のもの
ことしまた 秋がくると
木の実はささやく パパの言葉

この歌は、1971年の「みんなのうた」で
大庭昭子さんの歌により、発表された。
少年を主人公にして、父親との親子の感情を
海野洋司さんが作詞された日本の歌である。
「秋の日に少年は、かって父親と一緒に拾っ
た木の実を手に走り、、、、その時少年は、
昔父が語ってくれた言葉を思い出し、、、」

この曲は、ビゼーの歌劇「美しきパースの
娘」の中の、セレナーデを基に石川晧也が
編曲し、作詞家の海野洋司氏に依頼して、
この美しい、日本的な詩が生まれたとの事。


今日の1句

幼き手小さな木の実一つ在る    ヤギ爺




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