令和元年5月23日(木)
杜若 : かきつばた、燕子花

水辺、湿地に群生するアヤメ科の多年草。
茎の高さ40~90cm、地下に長い根茎を持つ。
葉は剣状に尖り、長さ30~70cm。
葉の中央から花径を伸ばし、茎頭に濃紫色の花を
開く。外層の三弁は垂れて大きく、内層の三弁は
直立して細い。


古くは「かきつばた」と清音で呼ばれた。
この花は燕の飛ぶ姿に似ているので、「燕子花」
とも書く。
俗に「いずれがあやめかかきつばた」と、甲乙
つけ難く美しい物の例えに用いられる。
「あやめ」と「かきつばた」の区別は、葉の幅と
葉脈の違いで判る。 また、その花その物でも
見分けることが出来る。

「あやめ」は花弁の元のところの模様が綾目を
描いている。

「かきつばた」は花弁の元から花弁の先に向かい
一本、象牙色の線があり、これが小気味よい模様
を呈している。
「杜若」は画材として格好の題材となっている様である。

最近、杜若の原種と言われる「かつみ」が愛知県
で見つかり、これの保護栽培も行われている。
愛知県の県花でもあり、「伊勢物語」で在原業平
が「かきつばた」を歌に詠んだ場所として、
三河の国八橋(現愛知県知立市八橋)がその地
だとしての由来から、県の花となった様である。
今日の1句
杜若委細構はず泥の中 ヤギ爺
首傾ぐ夢二のおみな杜若 ヤギ爺
杜若 : かきつばた、燕子花

水辺、湿地に群生するアヤメ科の多年草。
茎の高さ40~90cm、地下に長い根茎を持つ。
葉は剣状に尖り、長さ30~70cm。
葉の中央から花径を伸ばし、茎頭に濃紫色の花を
開く。外層の三弁は垂れて大きく、内層の三弁は
直立して細い。


古くは「かきつばた」と清音で呼ばれた。
この花は燕の飛ぶ姿に似ているので、「燕子花」
とも書く。
俗に「いずれがあやめかかきつばた」と、甲乙
つけ難く美しい物の例えに用いられる。
「あやめ」と「かきつばた」の区別は、葉の幅と
葉脈の違いで判る。 また、その花その物でも
見分けることが出来る。

「あやめ」は花弁の元のところの模様が綾目を
描いている。

「かきつばた」は花弁の元から花弁の先に向かい
一本、象牙色の線があり、これが小気味よい模様
を呈している。
「杜若」は画材として格好の題材となっている様である。

最近、杜若の原種と言われる「かつみ」が愛知県
で見つかり、これの保護栽培も行われている。
愛知県の県花でもあり、「伊勢物語」で在原業平
が「かきつばた」を歌に詠んだ場所として、
三河の国八橋(現愛知県知立市八橋)がその地
だとしての由来から、県の花となった様である。
今日の1句
杜若委細構はず泥の中 ヤギ爺
首傾ぐ夢二のおみな杜若 ヤギ爺
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