遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

八十八夜

2018-05-03 09:14:56 | 日記
平成30年5月3日(木)

八十八夜



立春から数えて八十八日目、
昨日(5月2日)が八十八夜でした。
農家にとっては大切な日であり特に茶処では
新茶となる茶摘みの最も忙しい時期。

八十八夜(中日新聞より)

小学校唱歌にもこの情景が唄われています。
春ももう終わりを告げ夏が近づいた事を実感
します。
霜の害の恐れもなくなり、イヨイヨ海では
桜鯛の獲れる季節の到来です、、、、。

茶摘み(文部省唱歌)
    作詞、作曲は不詳

夏も近づく 八十八夜
野にも山にも 若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘みじゃないか
あかねだすきに 菅の笠

日和つづきの 今日この頃を
心のどこかに 摘みつつ歌う
摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の 茶にならぬ


私の両親は茶処 静岡県の出身で兄の代まで
名古屋で茶商を営んで居りました。
兄が亡くなり店仕舞い、、、、、、
あれから十年程になります。
この季節になると、毎年実家から新茶が届い
てをり、この歌には一入思い入れが在ります。

今日の1句

海に降る雨の八十八夜かな    大石 悦子


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