F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 15 JAPANESE GP

2007年10月05日 23時37分27秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 H.コバライネン ルノー
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 D.クルサード レッドブル・ルノー
5位 G.フィジケラ ルノー
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 R.クビサ BMW
8位 A.スーティル スパイカー・フェラーリ

 さてさて、日本GPです。ハミルトンきましたよ?ハミルトン!ランキング2位のアロンソがリタイヤしたことにより10ポイント差が広がりました。残り2戦で差は12ポイント。ハミルトンかなり有利です。ルーキーがチャンピオンになるという話も夢ではありませんね。さて、レースの方はというとヨーロッパGP同様、雨絡みで荒れたレースとなりました。フェラーリがエクストリームウェザータイヤの装着の義務を知らずに、スタンダードレインタイヤを履いていた為、ピットインして指定のタイヤに交換する羽目に。この時点で後方に転落た訳ですが、ここから3位まで挽回したライコネンはさすがですね。2位はコバライネン、自身のキャリア初となる表彰台です。終盤ライコネンに激しく攻められながらも、耐え凌ぎました。ファイナル・ラップでライコネンに一度は抜かれながらも、執念で抜き返し、激しいバトルの末に得た2位という結果。このレースでコバライネンは大いに自信を得たことでしょう。さて、雨の富士というと1976年の日本GPを思い出す方もいるでしょう。ポイントリーダーのニキ・ラウダがジェームス・ハントに3ポイントの差を着けて迎えた最終戦。決勝は酷い雨で視界が殆ど確保されていないという状況。ラウダは危険と判断し、わずか2周で自らレースを終えました。ドイツGPの炎上事故の時に負った火傷が原因で、視野が狭くなっていたのです。ライバルであるジェームス・ハントは3位に入賞して1ポイント差でチャンピオンになりました。さて、過去の大混乱のレースを思い起こさせる事態となってしまった今回の日本GP。新生富士スピードウェイは手痛い洗礼を受けてしまった訳ですが、これにめげずに次の日本GPは成功裏に終えてもらいたいところですね。