1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 F.アロンソ フェラーリ
7位 K.ライコネン フェラーリ
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
10位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
ブラジルGPです。ロズベルグ優勝。ハミルトンの連勝を阻止しました。しかし、最終戦ポイントが倍になるという恩恵を受けても自力タイトルは無いという状況です。反撃が遅きに失したという感は否めません。とはいえ、ブラジルGPのロズベルグ、フリー走行を含めて全てのセッションでハミルトンを凌駕する走りをみせています。ポディウムでトロフィーを高々と掲げるパフォーマンスといい、まだまだ、気持ちでは負けていないという意地の表われと受け取って良いでしょう。ロズベルグがタイトルを獲得する条件は、やはり優勝でないと難しい状況となっています。仮に優勝でもハミルトンが3位以下にならないと獲得には至りません。ここ数戦のハミルトンのパフォーマンスをみる限りトラブルが無ければ3位以下というのはあり得ないでしょう。グレアム・ヒルとデーモン・ヒルに次ぐ親子タイトルは難しい状況かも知れません。今回2位のハミルトンですが、フリー走行、予選ではロズベルグに抑えられたものの決勝ではロズベルグに迫る走りをみせています。しかし、ロズベルグがピットインした隙にチャージして逆転を狙うも焦りからか、4コーナーでハーフスピンを喫してしまいます。結果、自らのミスで優勝の可能性を失なうことになりました。終盤に接近戦となるも冷静に対応するロズベルグに隙は無く攻略できず。できればここでタイトルを決めたかったハミルトン、ロズベルグに次ぐ2位フィニッシュとなっています。さて、3位にはマッサが入りました。今シーズン2度目のポディウムとなっています。ここ数年不遇の時を過ごしていましたが、地元の声援を受けて十分満足したのではないでしょうか。何しろ、昨シーズンまで在籍していたフェラーリよりも上の順位ですからね。ライコネンに追い出される形でウイリアムズに移籍したマッサとしては、してやったりといったところでしょう。間違いなく2008年ブラジルGPの時のポディウムよりは気分がいい筈です。ちなみにこのレースでマッサはポール・トゥ・フィニッシュ、ファステストラップと完全勝利をしています。タイトルのかかった最終戦を完璧な形で締めくくったのです。ですが、タイトルを争っていたハミルトンがファイナルラップの最終コーナーでトヨタのティモ・グロックをオーバーテイク!これにより僅か1ポイント差でタイトルはハミルトンのものに。何とマッサが手にしていた筈のタイトルが手からすり抜けていってしまったのです。ほんの数十秒間の束の間の王者でした。この時の茫然としていたマッサは本当に気の毒としか言い様がありません。いくらポディウムの頂点に立ったとしても5位フィニッシュのハミルトンが真の王者なのですから。試合に勝って勝負に負けたみたいな(?)複雑な心理状況だったに違いないでしょう。さて、次は前代未聞の得点倍増の最終戦、アブダビGPです。得点倍の恩恵はともかく、接触無しでキレイな形で決めてもらいたいですね。セナとプロストみたいになってしまっては後味が悪いですから。
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
6位 F.アロンソ フェラーリ
7位 K.ライコネン フェラーリ
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
10位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
ブラジルGPです。ロズベルグ優勝。ハミルトンの連勝を阻止しました。しかし、最終戦ポイントが倍になるという恩恵を受けても自力タイトルは無いという状況です。反撃が遅きに失したという感は否めません。とはいえ、ブラジルGPのロズベルグ、フリー走行を含めて全てのセッションでハミルトンを凌駕する走りをみせています。ポディウムでトロフィーを高々と掲げるパフォーマンスといい、まだまだ、気持ちでは負けていないという意地の表われと受け取って良いでしょう。ロズベルグがタイトルを獲得する条件は、やはり優勝でないと難しい状況となっています。仮に優勝でもハミルトンが3位以下にならないと獲得には至りません。ここ数戦のハミルトンのパフォーマンスをみる限りトラブルが無ければ3位以下というのはあり得ないでしょう。グレアム・ヒルとデーモン・ヒルに次ぐ親子タイトルは難しい状況かも知れません。今回2位のハミルトンですが、フリー走行、予選ではロズベルグに抑えられたものの決勝ではロズベルグに迫る走りをみせています。しかし、ロズベルグがピットインした隙にチャージして逆転を狙うも焦りからか、4コーナーでハーフスピンを喫してしまいます。結果、自らのミスで優勝の可能性を失なうことになりました。終盤に接近戦となるも冷静に対応するロズベルグに隙は無く攻略できず。できればここでタイトルを決めたかったハミルトン、ロズベルグに次ぐ2位フィニッシュとなっています。さて、3位にはマッサが入りました。今シーズン2度目のポディウムとなっています。ここ数年不遇の時を過ごしていましたが、地元の声援を受けて十分満足したのではないでしょうか。何しろ、昨シーズンまで在籍していたフェラーリよりも上の順位ですからね。ライコネンに追い出される形でウイリアムズに移籍したマッサとしては、してやったりといったところでしょう。間違いなく2008年ブラジルGPの時のポディウムよりは気分がいい筈です。ちなみにこのレースでマッサはポール・トゥ・フィニッシュ、ファステストラップと完全勝利をしています。タイトルのかかった最終戦を完璧な形で締めくくったのです。ですが、タイトルを争っていたハミルトンがファイナルラップの最終コーナーでトヨタのティモ・グロックをオーバーテイク!これにより僅か1ポイント差でタイトルはハミルトンのものに。何とマッサが手にしていた筈のタイトルが手からすり抜けていってしまったのです。ほんの数十秒間の束の間の王者でした。この時の茫然としていたマッサは本当に気の毒としか言い様がありません。いくらポディウムの頂点に立ったとしても5位フィニッシュのハミルトンが真の王者なのですから。試合に勝って勝負に負けたみたいな(?)複雑な心理状況だったに違いないでしょう。さて、次は前代未聞の得点倍増の最終戦、アブダビGPです。得点倍の恩恵はともかく、接触無しでキレイな形で決めてもらいたいですね。セナとプロストみたいになってしまっては後味が悪いですから。