1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
5位 S.ベッテル フェラーリ
6位 K.ライコネン フェラーリ
7位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
8位 V.ボッタス フォースインディア・メルセデス
9位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
メキシコGPです………。ビバ!ビバ、メヒコ!いきなりラテン系のノリで失礼しますよ?(爆)ちなみに、メヒコはMEXICOのスペイン語読みです。同名の某ファミレスがあるのでご存知の方はいると思いますが。何がビバかって、ポディウムでハミルトンとロズベルグがシャウトしていたので移っちゃいましたよ。さすが、メルセデスの優秀なエージェント(?)。レースが終わってもファンサービスに抜かりはありません。スペイン語圏に行った時には「ビバ」と「アミーゴ」さえ喋れれば何とかなるっていうのは本当だったんですね(ウソ)。余談になりますが、南米の反政府ゲリラの活動が活発なのは、スペイン語によって他国の組織とのコネクションがあるからだといわれています。ブラジルの公用語はポルトガル語だったりしますが、スペイン語と似ているのでそんなに障壁にはならないのでしょう。日本の標準語と関西弁ぐらいの違いじゃないでしょうか(多分)。尚、ポディウムのインタビュアーは、元祖「やんちゃ坊主」のモントーヤ。懐かしいですね。彼はコロンビア人なので、確かにメキシコからは近いです。2006年のアメリカGP、メルセデス首脳陣の前で同士討ちを演じたことにより、そのレース限りでマクラーレンをクビになってF1から去ってしまいました。もっと活躍してもおかしくないドライバーだったのでもったいなかったです。元CART(※)のドライバーで高速コースを得意とし、オーバルでの限界付近におけるドライビングには定評がありました。何とCARTではデビューイヤーながらタイトルを獲得するという、タダ者とは思えない実績を残しています。現在INDYCARのドライバーとして活躍。2015年には久々に(15年振り!)インディ500で優勝を果たしました。さて、レースの方ですがハミルトンが前回のアメリカGPに続き2連勝。タイトルに望みをつなげました。一方のロズベルグ、スタートの1コーナーでタイヤをロックさせてきたフェルスタッペンにインに潜り込まれ接触。コースアウトし芝の上を走行、2コーナーをショートカットする形でコースに復帰します。幸いにもダメージは無く、ポジションも失うことはありませんでした。尚、ポールスタートのハミルトンは派手に白煙を上げブレーキをロック、コースアウトして芝の上を走行、2コーナーをショートカットする形でコースに復帰しております。メルセデスの2台共同じタイミングで同じコーナーをショートカットするというレアなケースです(笑)。5番グリッドのヒュルケンベルグも好スタートを切り、リチャルドの前に出て1コーナーではフェルスタッペンのアウト側に並んでおります。その後、フェルスタッペンは2人のニコ(ロズベルグとヒュルケンベルグ)に前後を挟まれるという、やはりこれまたレアなケースに陥りました(笑)。フォースインディアとメルセデスのカラーリングが似ているので、遠目では見分けがつかず一瞬混乱してしまいましたよ(汗)。その後、ロズベルグは安定した走りでフィニッシュ。タイトル獲得に必要な条件である2位入賞を果たしました。残り2レース、どちらかでロズベルグが勝てばタイトル確定です。さて、今回評判の悪かったベッテル。リチャルドとの接触でペナルティを喰らいましたが、そんなに悪質な幅寄せでは無かった様に思います。キチンと1台分スペースは空いていましたからね。それよりもまずかったのは、無線で放送禁止用語を連発していたことですね。フェルスタッペンがブレーキをロックさせてコースアウトした際、自分にポジションを譲らなかったことに対する苛立ちから発された言葉ですが、プロのドライバー以前に1人の社会人として大人気ないと言わざるを得ません。編集されたベッテルの音源にはピー音が多数入っていました。こんなにピー音の多い無線は初めてですよ。コース上のみならず、放送事故を起こすドライバーも相当珍しいんじゃないでしょうか(爆)。ちなみにベッテルは自分のマシンに名前をつけるのが好きで、レッドブルのマシンにKinky Kylie(スケベなカイリー)なんていう名前を付けていたりしました。もともと下ネタが好きなこともあり(日本に来た時には真っ先にソッチ方面の単語を覚えたらしいです。笑)、ここ暫く優勝から遠のいている焦りと、そして生意気な態度(?)を取るフェルスタッペンに対する苛立ちと、一気にフラストレーションが爆発して一連の発言に至ったのだと思います。まあ、こういった「苛立ち」というのは闘争心からくるものでもあり、それなくしてレーシングドライバーは務まりませんからある程度は仕方のないことなのでしょう。ベッテルは、「やんちゃ坊主」がそのまま大人になった様なお茶目な、本来は愛すべきキャラクターです。謝罪も行ったということなので、この件はこれで丸く収まったということでいいんじゃないでしょうか。
※CART…Championship Auto Racing Teams。アメリカのオープンホイールの自動車レース。1996年にIRL(Indy Racing League)と分裂。暫くの間、アメリカには2つのオープンホイールのトップカテゴリーが存在していた。2008年にCARTとIRLが統合(実際にはIRLによる吸収合併。やはりインディ500を持っていたのは強かった)。その後、IRLは2011年にINDYCARに名称を変更。現在に至る。
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
5位 S.ベッテル フェラーリ
6位 K.ライコネン フェラーリ
7位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
8位 V.ボッタス フォースインディア・メルセデス
9位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
メキシコGPです………。ビバ!ビバ、メヒコ!いきなりラテン系のノリで失礼しますよ?(爆)ちなみに、メヒコはMEXICOのスペイン語読みです。同名の某ファミレスがあるのでご存知の方はいると思いますが。何がビバかって、ポディウムでハミルトンとロズベルグがシャウトしていたので移っちゃいましたよ。さすが、メルセデスの優秀なエージェント(?)。レースが終わってもファンサービスに抜かりはありません。スペイン語圏に行った時には「ビバ」と「アミーゴ」さえ喋れれば何とかなるっていうのは本当だったんですね(ウソ)。余談になりますが、南米の反政府ゲリラの活動が活発なのは、スペイン語によって他国の組織とのコネクションがあるからだといわれています。ブラジルの公用語はポルトガル語だったりしますが、スペイン語と似ているのでそんなに障壁にはならないのでしょう。日本の標準語と関西弁ぐらいの違いじゃないでしょうか(多分)。尚、ポディウムのインタビュアーは、元祖「やんちゃ坊主」のモントーヤ。懐かしいですね。彼はコロンビア人なので、確かにメキシコからは近いです。2006年のアメリカGP、メルセデス首脳陣の前で同士討ちを演じたことにより、そのレース限りでマクラーレンをクビになってF1から去ってしまいました。もっと活躍してもおかしくないドライバーだったのでもったいなかったです。元CART(※)のドライバーで高速コースを得意とし、オーバルでの限界付近におけるドライビングには定評がありました。何とCARTではデビューイヤーながらタイトルを獲得するという、タダ者とは思えない実績を残しています。現在INDYCARのドライバーとして活躍。2015年には久々に(15年振り!)インディ500で優勝を果たしました。さて、レースの方ですがハミルトンが前回のアメリカGPに続き2連勝。タイトルに望みをつなげました。一方のロズベルグ、スタートの1コーナーでタイヤをロックさせてきたフェルスタッペンにインに潜り込まれ接触。コースアウトし芝の上を走行、2コーナーをショートカットする形でコースに復帰します。幸いにもダメージは無く、ポジションも失うことはありませんでした。尚、ポールスタートのハミルトンは派手に白煙を上げブレーキをロック、コースアウトして芝の上を走行、2コーナーをショートカットする形でコースに復帰しております。メルセデスの2台共同じタイミングで同じコーナーをショートカットするというレアなケースです(笑)。5番グリッドのヒュルケンベルグも好スタートを切り、リチャルドの前に出て1コーナーではフェルスタッペンのアウト側に並んでおります。その後、フェルスタッペンは2人のニコ(ロズベルグとヒュルケンベルグ)に前後を挟まれるという、やはりこれまたレアなケースに陥りました(笑)。フォースインディアとメルセデスのカラーリングが似ているので、遠目では見分けがつかず一瞬混乱してしまいましたよ(汗)。その後、ロズベルグは安定した走りでフィニッシュ。タイトル獲得に必要な条件である2位入賞を果たしました。残り2レース、どちらかでロズベルグが勝てばタイトル確定です。さて、今回評判の悪かったベッテル。リチャルドとの接触でペナルティを喰らいましたが、そんなに悪質な幅寄せでは無かった様に思います。キチンと1台分スペースは空いていましたからね。それよりもまずかったのは、無線で放送禁止用語を連発していたことですね。フェルスタッペンがブレーキをロックさせてコースアウトした際、自分にポジションを譲らなかったことに対する苛立ちから発された言葉ですが、プロのドライバー以前に1人の社会人として大人気ないと言わざるを得ません。編集されたベッテルの音源にはピー音が多数入っていました。こんなにピー音の多い無線は初めてですよ。コース上のみならず、放送事故を起こすドライバーも相当珍しいんじゃないでしょうか(爆)。ちなみにベッテルは自分のマシンに名前をつけるのが好きで、レッドブルのマシンにKinky Kylie(スケベなカイリー)なんていう名前を付けていたりしました。もともと下ネタが好きなこともあり(日本に来た時には真っ先にソッチ方面の単語を覚えたらしいです。笑)、ここ暫く優勝から遠のいている焦りと、そして生意気な態度(?)を取るフェルスタッペンに対する苛立ちと、一気にフラストレーションが爆発して一連の発言に至ったのだと思います。まあ、こういった「苛立ち」というのは闘争心からくるものでもあり、それなくしてレーシングドライバーは務まりませんからある程度は仕方のないことなのでしょう。ベッテルは、「やんちゃ坊主」がそのまま大人になった様なお茶目な、本来は愛すべきキャラクターです。謝罪も行ったということなので、この件はこれで丸く収まったということでいいんじゃないでしょうか。
※CART…Championship Auto Racing Teams。アメリカのオープンホイールの自動車レース。1996年にIRL(Indy Racing League)と分裂。暫くの間、アメリカには2つのオープンホイールのトップカテゴリーが存在していた。2008年にCARTとIRLが統合(実際にはIRLによる吸収合併。やはりインディ500を持っていたのは強かった)。その後、IRLは2011年にINDYCARに名称を変更。現在に至る。