1位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 V.ボッタス メルセデスAMG
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 S.バンドーン マクラーレン・ホンダ
8位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
9位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
10位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
マレーシアGPです。スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ライコネン、フェルスタッペン、リチャルド、ボッタス、オコンのオーダー。予選でPUトラブルのベッテルは最後尾スタートとなっております。レコノサンスラップ中、ライコネンがスローダウン。グリッド迄辿り着いてメカニックがカウルを開けて修復作業にかかります。が、結局直らずピットに押し戻されそのままリタイアとなりました。フロントロウからのスタートだっただけにもったいなかったですね。スタートはハミルトンがホールショット。僚友のボッタスも好スタートで、リチャルドを抜き、2番手のフェルスタッペンとターン2までサイドバイサイドのまま並走しますが、フェルスタッペンに抑え込まれでしまい、それ以上のジャンプアップはなりませんでした。そして4周目、メインストレートでハミルトンの背後にファステストを連発するフェルスタッペンが迫り、インに飛び込んで一気に首位の座を奪いました。恐らくこの瞬間がレースの分水嶺だったのでしょう。フェルスタッペンは、その後もファステストを連発してハミルトンを引き離していきます。9周目にはリチャルドがターン1でアウト側からボッタスに仕掛けます。ターン2までサイドバイサイドのまま走行し、ターン3でボッタスが一旦前に出ます。そして、リチャルドがターン4でボッタスのインに果敢に飛び込みました。ここで勝負あり。リチャルドはボッタスをオーバーテイクすることに成功しました。そして、先頭のフェルスタッペンですが、結局首位の座を明け渡すこと無くトップチェッカー。自身のキャリア2度目となる勝利を挙げました。1勝目(2016年スペインGP)はメルセデス勢が自滅してのタナボタだったのに対して、今回はメルセデス勢に真っ向勝負を挑んでの勝利なので、フェルスタッペン自身にとっても価値あるものになるのではないでしょうか。20歳の誕生日だったというのも記念すべき勝利に花を添えていますね。前回のシンガポールGPは散々だったのが一転、今回はこれ以上ないという最高の結末を迎えることが出来ました。尚、リチャルドもボッタスにバトルで競り勝っているので、今回はメルセデス勢、レッドブル勢に完敗といったところでしょうか。さて、今回はレース終了後にクラッシュが起こるという珍事が起きています。ベッテルがストロールをアウト側から抜こうとしたところ、ストロールがアウト側に膨らんだのか、ベッテルがイン側に寄り過ぎたのか、両者接触。ストロールのマシンにダメージは無くそのまま走行を続けましたが、ベッテルのマシンは大ダメージで左のリアタイヤがシャフトから折れてしまい、タイヤがカウルの上に乗っかった様な状態になりました。3輪での走行を余儀なくされるベッテル。「こんなのあり?」と言ったまま半ば呆れた様な状態でしたね。尚、レース後のクラッシュで有名なところと言えばヴィットリオ・ブランビッラでしょう。1975年のオーストリアGPで自身のキャリア初(で唯一)の優勝を成し遂げ、喜びのあまり両手でガッツポーズをしたところ、ウェットレースだったということもあり、コントロールを失ってクラッシュ。まあ、この場合は良きことがあった後なので笑い話で済みますが、今回のベッテルの場合は後味の悪いものでしたね。とはいえ、心配されたギアボックスへのダメージも無く、日本GPではグリッド降格をしないで済みそうです。今回もハミルトンが上位にフィニッシュしたので益々苦しい立場に立たされたベッテル。逆転なるのか?括目して待つべし、です。
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 V.ボッタス メルセデスAMG
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 S.バンドーン マクラーレン・ホンダ
8位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
9位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
10位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
マレーシアGPです。スターティンググリッドはポールがハミルトン、以下ライコネン、フェルスタッペン、リチャルド、ボッタス、オコンのオーダー。予選でPUトラブルのベッテルは最後尾スタートとなっております。レコノサンスラップ中、ライコネンがスローダウン。グリッド迄辿り着いてメカニックがカウルを開けて修復作業にかかります。が、結局直らずピットに押し戻されそのままリタイアとなりました。フロントロウからのスタートだっただけにもったいなかったですね。スタートはハミルトンがホールショット。僚友のボッタスも好スタートで、リチャルドを抜き、2番手のフェルスタッペンとターン2までサイドバイサイドのまま並走しますが、フェルスタッペンに抑え込まれでしまい、それ以上のジャンプアップはなりませんでした。そして4周目、メインストレートでハミルトンの背後にファステストを連発するフェルスタッペンが迫り、インに飛び込んで一気に首位の座を奪いました。恐らくこの瞬間がレースの分水嶺だったのでしょう。フェルスタッペンは、その後もファステストを連発してハミルトンを引き離していきます。9周目にはリチャルドがターン1でアウト側からボッタスに仕掛けます。ターン2までサイドバイサイドのまま走行し、ターン3でボッタスが一旦前に出ます。そして、リチャルドがターン4でボッタスのインに果敢に飛び込みました。ここで勝負あり。リチャルドはボッタスをオーバーテイクすることに成功しました。そして、先頭のフェルスタッペンですが、結局首位の座を明け渡すこと無くトップチェッカー。自身のキャリア2度目となる勝利を挙げました。1勝目(2016年スペインGP)はメルセデス勢が自滅してのタナボタだったのに対して、今回はメルセデス勢に真っ向勝負を挑んでの勝利なので、フェルスタッペン自身にとっても価値あるものになるのではないでしょうか。20歳の誕生日だったというのも記念すべき勝利に花を添えていますね。前回のシンガポールGPは散々だったのが一転、今回はこれ以上ないという最高の結末を迎えることが出来ました。尚、リチャルドもボッタスにバトルで競り勝っているので、今回はメルセデス勢、レッドブル勢に完敗といったところでしょうか。さて、今回はレース終了後にクラッシュが起こるという珍事が起きています。ベッテルがストロールをアウト側から抜こうとしたところ、ストロールがアウト側に膨らんだのか、ベッテルがイン側に寄り過ぎたのか、両者接触。ストロールのマシンにダメージは無くそのまま走行を続けましたが、ベッテルのマシンは大ダメージで左のリアタイヤがシャフトから折れてしまい、タイヤがカウルの上に乗っかった様な状態になりました。3輪での走行を余儀なくされるベッテル。「こんなのあり?」と言ったまま半ば呆れた様な状態でしたね。尚、レース後のクラッシュで有名なところと言えばヴィットリオ・ブランビッラでしょう。1975年のオーストリアGPで自身のキャリア初(で唯一)の優勝を成し遂げ、喜びのあまり両手でガッツポーズをしたところ、ウェットレースだったということもあり、コントロールを失ってクラッシュ。まあ、この場合は良きことがあった後なので笑い話で済みますが、今回のベッテルの場合は後味の悪いものでしたね。とはいえ、心配されたギアボックスへのダメージも無く、日本GPではグリッド降格をしないで済みそうです。今回もハミルトンが上位にフィニッシュしたので益々苦しい立場に立たされたベッテル。逆転なるのか?括目して待つべし、です。